口下手公爵と、ひたむき令嬢
最終更新:2021/5/4
作品紹介
「放蕩公爵と、いたいけ令嬢」続編となります。 この話のみでも、お読み頂けるようにはなっております。 公爵令嬢のシェルニティは、18年間、周囲から見向きもされずに生きてきた。 が、偶然に出会った公爵家当主と愛し愛される仲となり、平和な日を送っている。 そんな中、彼と前妻との間に起きた過去を、知ってしまうことに! 動揺しながらも、彼を思いやる気持ちから、ほしかった子供を諦める決意をする。 それを伝えたあと、彼との仲が、どこか、ぎこちなくなってしまって。 さらに、不安と戸惑いを感じている彼女に、王太子が、こう言った。 「最初に手を差し伸べたのが彼でなくても、あなたは彼を愛していましたか?」 ◇◇◇◇◇ 設定はあくまでも「貴族風」なので、現実の貴族社会などとは異なります。 本物の貴族社会ではこんなこと通用しない、ということも多々あります。 それを踏まえて、お読み頂ければと思います、なにとぞ。
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