水晶占い師の私が、乙女ゲームの悪役令嬢に転生しました!?
最終更新:2021/5/17
作品紹介
大学院で植物学を学びながら、学費と生活費の足しに水晶占い師としてアルバイトをしていた二階堂碧は、24歳の夏の終わり、逆恨みをされ、従姉妹のメグミに刺され命を落とした。ところが恋人の慟哭を最後の記憶にこの世をさると、碧は、9歳の公爵令嬢エリーゼとして、魔法と精霊あふれるファンタジーな世界に転生していた。のちに判明するのだが、そこは、『ジュエリー・プリンセス』という乙女ゲームにそっくりな世界だった。しかし、エリーゼ(碧)にはゲームの経験がない。あるのは前世で培ったリケジョの知識と水晶占いの力だけ。あとは、趣味のお菓子作りの腕ぐらい。それでもエリーゼは、精霊たちの力を借り、ようやく手に入れた家族の愛に支えられ、悪役令嬢の破滅フラグに立ち向かう。「私は負けない。未来は自分の手で変えていく」そんなエリーゼの姿に惹かれ、エリーゼを支えてくれる味方も少しずつ増えていく。転生先で手に入れた水晶玉の力で前世とつながることにも成功したエリーゼは、ゲームの情報も少しずつ手に入れる。強い意志で運命に立ち向かうエリーゼの、これはゲームシナリオにないエリーゼの描いた新しいシナリオのお話。
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