生活魔法じゃ生活できません 〜残念な転生者と規格外の魔法〜
最終更新:2018/1/12
作品紹介
サラリーマン・須ノ森栄二はある朝、なぜか異世界の少年として森の中にいた。この世界には魔法があると知った栄二は、憧れの魔術師になれるのではと期待して適性判定を受けたのだが、魔法の適性はほとんどなかった。唯一、生活魔法を除いて。 「生活魔法が使えたって、生活のためのお金が稼げないじゃないかー!」 落ち込み途方に暮れた栄二だったが、異世界でも現実は容赦なくやって来る。返り討ちにしたモンスターの素材を売却したお金が全財産。明日からどうしよう。 しかし彼はまだ気付いていなかった。生活魔法とはいえ莫大な魔力を持っていること、そのため無自覚に強力な生活魔法を連発していたこと。そしてこの世界の魔法の仕組みは案外いい加減であり、そこに栄二の地球産知識が付け込むと、融通が利きすぎてしまうことに。 栄二の魔力は様々なものを呼び寄せ、やがて世界に名の轟く大賢者になってしまうかもしれないお話。 ※主人公が自分の力に気付くのは二章からです。一章では無意識でやらかします。
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