ケトランディの絆
最終更新:2018/9/25
作品紹介
旅人を守ることを生業とする者たちを護衛士と呼ぶ。 〈レイナスの息子〉の異名をとるアゼルもそんな護衛士の一人であり、毎年約束している〈早摘み〉の護衛に今年も北嶺山脈を訪れたのだが――。 この物語には竜や亜人は出てきませんし、魔法も存在しません。ましてや転生ものでもありません。 また世界を救う英雄の話でもなく、国家間の戦争を描いた壮大な叙事詩でもありません。 護衛士という仕事にまつわるミクロの世界を切り取った、地味ですが骨太のローファンタジーです。 登場人物にはそれぞれ確固たる信念があり己の正義があります。 本当の物語を読みたいと思っているあなたに届けたい小説です。
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