国王陛下とオムツなオバケ
最終更新:2017/5/10
作品紹介
王妃のイレーネをこよなく愛するファルケ王国国王オイゲンこと『私』は不器用で、結婚して一年が過ぎようというのに、いまだ彼女に愛を伝えることができないでいた。……すまない、私の妖精。 「妖精と呼ぶのは気持ち悪いからやめたほうがいいと思いますよ、陛下」 私の気持ちを察し過ぎる侍従長のヨハンは、なんの役にも立たない。 そんなある日、オムツ姿の『霊のようなもの』が私の前に現れた。 この子は、私の父が産まれる前に亡くなった伯父の隠し子なのだろうか?
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