異世界 軽トラおじさん
最終更新:2021/1/11
作品紹介
真っ暗な雨の夜、車通りのない県道を軽トラに乗って走っていた橘隼人(50歳)は帰宅を急いでいた。 狭い視界の中、前方に現れた大きな水たまりに進入したとたん、まるで穴に落ちたかのようなふわっと浮いたような感覚が体を襲う。 体感的に数秒間の浮遊感が収まり軽トラを停車させて周りを見渡すと…… そこにはアスファルト舗装も何もない草原が、真昼の日差しに照らされながら広がっていた。 10数分後、軽トラに乗ったおっさんは確信する。 「やっべー……、ここ異世界だわ……」
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