僕は、剥奪術士。
最終更新:2018/12/8
作品紹介
揺り籠から墓石まで、身の回りのあらゆる道具が付与術により精霊を宿し、魔道具となっている、イオタ帝国。 その術師のエリート家系に生まれ、魔道具をこよなく愛する少年の、10歳で明らかになったスキルは…… 高位な付与術どころか、誰も聞いたことのない「剥奪術」という、魔道具に封じられた精霊を石に変えて抜き出すものだった。 「不吉の兆し」「一族の恥」 少年コーダは、亡き者とされて火精家から絶縁されてしまうが、その背景には秘密が。 そして、剥奪術の力は、魔道具から精霊を引きはがすというだけでなく、いくつもの可能性を持つものだった…… 行き当たりばったりな少年と、振り回される周囲の人々のドタバタ劇です。 2018.12.1 完結しました!
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