【書籍化】ナイチンゲールは夜明けを歌う~疫病と魔物に苦しむ辺境の侯爵令嬢に転生したので、家族と領地を再生します~
最終更新:2023/6/2
作品紹介
※サーガフォレスト様より書籍版第一巻5/15発売。コミカライズ企画も進行中です。 多くの方に読んでいただき、本当にありがとうございました! ----- 魔王領との国境地帯を治めるエルゼス侯爵家に生まれたフロルは、熱病で生死の境をさまよった12歳のある朝、前世(?)の記憶を取り戻した。小児科看護師だったミヤコは、準夜勤明けの事故で若くして他界(?)してしまったのだ。 さて今世は華やかな貴族令嬢の暮らしを満喫……かと思いきや、当主である祖父はいつも不機嫌で、領主の仕事は代官に任せきり。フロルと同じ熱病で両親はすでに亡く、跡継ぎの兄は社交界デビューに失敗してもう4年も部屋から出てこない。さらに長年の凶作で領地は干上がり、貴族としての体裁を保つことすら難しくなっていたのである。 生活環境改善のため、フロルはアラサーの処世術と知識を使って行動し始めたのだが……。 ――おにい様が部屋から出て来なくて困ってます! ----- 地味に前世知識を使って借金返済しつつ、家族を再構築したり、領地を再生したりする話です。 (1/28)第三部を開始しました。 南米で特効薬探したり、異端審問から隠れて予防接種始めたり、王都をロックダウンしたりするうちに、大人の事情で聖女になる話です。 ※カクヨムにも掲載しています。
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