花宮さんと同棲!(仮)
最終更新:2020/5/4
作品紹介
普段滅多にない、土曜出勤日。 佐伯柊は仕事へ向かう。 家には結婚を前提に付き合っている彼女がいる。もちろん親には挨拶済み。 自分の中では結婚秒読みと思っていたのだが……。 いつもより早めに仕事が終わり、彼女を驚かしてやろうと玄関を静かに開けて入ると——見知らぬ男の靴が置いてあった。 嫌な予感がしたが、家の中へ音を立てずに入っていき、リビングへ繋がる扉を開けると……聞こえてきたのは彼女の嬌声と間男の名前を呼ぶ声だった。 ——彼女は浮気をしていた。 その場にいられなくなった柊は家を飛び出して、行きつけのBARでヤケ酒をしてしまい、酔い潰れてしまう。 そこへ会社の同僚であり、同期である花宮七葉が来る。 会社一の美人であり、人気者である。 彼女は友人と共同生活していたのだが、突如友人が出て行ってしまい、同居してくれる人を探していた。 家賃が払えなくて困っている花宮さんは、BARのマスターにある提案をされ、酔い潰れている柊を家に持ち帰ることに。 酔い潰れていた柊はもちろん記憶もなく、目が覚めると、そこは知らない天井で、料理をしている女性がいた。 それは見覚えのある後ろ姿。 会社の同僚の花宮さんだった。 ——そして、彼女は言った。 「私と同棲してくださいっ!」と。 これは家に帰りたくない男と家に住まわせたい女のお互いがメリットの為に始まる同棲ラブコメなのである!
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