悪役令嬢は許せないので主人公のバックアップをすることにした
最終更新:2020/11/10
作品紹介
公爵令嬢ミリアリアは3歳の時、自分が乙女ゲーム『聖なる乙女と薔薇の封印』に転生したと気がついた。 しかしゲームのミリアリアは悪役令嬢なのに破滅しないので、特に何もせず現状維持に努めようと思っていた。 前世の知識で産業革命を起こさない。 妖精や精霊や神様に気に入られない。 主人公が学園に転入してきても何もしない。 それなのに、この国の聖女の現実をウッカリ知ってしまい、放っておけなくなったミリアリアは決意した。 主人公を助けるために、ありとあらゆる手を尽くすことを。 教本に落書きするのも、制服にハサミを入れるのも、バケツで水を掛けるのも、全ては主人公のため。 何としてでも主人公を兄様ルートに乗せてみせる! これは、やたらと高い死亡率を誇る主人公を救うため、悪役令嬢ミリアリアが奮闘するお話です。 【本編完結済】
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