箱庭の幻想英雄譚
最終更新:2021/5/16
作品紹介
旧題は「片翼の勇者」です。 神々によって創られた箱庭の世界。 「氷の国」と呼ばれるグラシアイス王国は、神獣と人間の対立により滅亡の危機に瀕していた。魔法が使えない特異体質の少年・シンと、同い年の王子・ヴィルは、共に「勇者になって国を救う」という夢を抱いていた。 だが、ある日を堺に、ヴィルの態度は一変する。「勇者なんて、所詮は偶像だ」――母親を神獣に殺された彼は、神獣への復讐を誓い、シンと決別。 一方シンは、自分の正義を見出すため、姉のフェリシアと共に世界一の名門魔法学園に入学する。そこで彼は、一人称が「ボク」の美少女・ルイスと、どこか影のある皮肉っぽい少年・ランキュニスと出会う。彼らには、学園に来たある重要な目的があった。 彼らが互いにぶつかりながらも友情を気づいていく中、王国に迫る滅亡のとき。そして交錯する国家の陰謀、伝説と現在、おとぎ話と世界の理。 それぞれの思惑を胸に黄昏の王国を奔走する彼らが、最後に目にするものとは。 ――これは、仕組まれた箱庭の世界で幸せを掴もうと足掻く、少年少女の物語。 *** ☆一言でも、感想を頂けると嬉しいです! ☆更新ペースは遅いですが、絶対に完結させますので、よろしくお願いします! ☆この小説は、ノベルアップ+様にても連載しております。 *暫く更新休止します。すみません。
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