ふたりで至る魔術革命!~魔術学会を追放された男と、魔術ができなかったお嬢様~
最終更新:2023/3/13
作品紹介
魔術学会に所属する青年ベインは、魔術が使えないながらも魔術研究者として実績を残していた。 そしてついに「すべての人が魔術を使える」、”新魔術理論”を発表した。 しかし、それは「魔術は神の加護。選ばれた人間にしか使えない」とする魔術師たちの不興を買ってしまう。 その結果、実演したにも関わらず『手品だ』と一蹴されてしまったのだ。 自身の成果を否定されて失意に暮れるベインであったが、そんなベインに声をかけたのは大公家のお嬢様リトリスであった。 リトリスは大魔術師の血を引いているにも関わらず、魔術が使えない出来損ないだったのだ。 その上、三日後には魔術学院の入学試験があるという絶体絶命の大ピンチ。 依頼を受けてリトリスの教育係に就任したベインは、リトリスに新魔術理論を伝授することにしたのだが…… 「まさか、もう魔術を使ったのか……!?」 リトリスの隠された才能は、凄まじいものだった! ベインは、リトリスの才能を引き出すことが楽しくなっていく。 リトリスもまた、ベインの情熱と知識を認めていた。 二人の情熱と才能によって、新魔術理論はやがて世界へと広がっていく! これは、魔術を手品呼ばわりされ追放された男と、魔術が重要視される世界で魔術が使えなかったお嬢様が、世界に革命をもたらす物語である。 ※現在、読み直した結果改稿作業が必要だと考え、改稿を行っております。もうしばらく更新はお待ち下さい。
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