二重星の片っぽ~虐げられていた令嬢は、優しい旦那様に追いつきたい~
最終更新:2023/8/15
作品紹介
貴族の正当な娘でありながら、理不尽に虐げられているベガ・ライラ。幼い頃に両親を亡くし、血の繋がらない家族から使用人同然の扱いを受ける地獄の日々を送ってきた。 今の生活から逃れる最後の望みは実の父親がかつて取り付けた政略結婚。しかし、それすらも義妹にすげ替えらえると義父から宣言される。 諦めることに慣れ切ったベガだったが、『家族』の不当な主張はあっさりと許嫁のスピカに切り捨てられた。 許嫁に導かれるまま、ベガはライラ領を出て、十二星家に名を連ねるスピカのヴィルゴ領へと移り住む。しかし、家の敷地外に出たことのないベガはハウスキーピング以外のことは分からない。 十歳上のスピカはベガを大事にしてくれるものの、使用人生活が板についたベガにとってはスピカは遠い存在で…。 「貴方に見合う私になりたい」 目指せ相思相愛。ベガの奮闘劇が始まった。
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