作:佐々木鏡石@『じょっぱれアオモリ』角川スニーカーより発売予定
私が育てました! ~魔女ですが拾って育てた双子のチート美兄弟に溺愛されてます。聖女? 異端審問? ウチの息子たちには指一本触れさせません!~
最終更新:2021/10/19
作品紹介
「樒(しきみ)の魔女」として名の知られた守銭奴魔女・アシュタヤは、約二十年前、気まぐれに双子の人間の姉妹を拾った。人間はいい。そのまま眷属として育ててもいいし、いざと気に入らなければ食ってもいいのだ。そんな感じで拾い育てた姉妹が、実は男兄弟で――? そのまま二十歳になるまで育てた双子のミゲルとニコルは、実に凶器的な美兄弟に育った。立派に魔術を会得し、私生活にも秀でる息子二人は、母であるアシュタヤに絶えずこよない愛情を向け続ける。一方のアシュタヤはその愛情の濃密さに身をよじり贅沢に苦悩する生活を送っていた。ああ私はなんて幸せなのかしら。こんなグレートな幸せを一人で囲っていていいのかしら……。 アシュタヤの桃色吐息のバラ色生活は、やがて魔女を追い詰め殺戮する異端審問官の来襲によって幕を閉じる。どうやらその襲撃の背景には、魔女根絶を目論む『地上最悪のアバズレ女』、東の聖女の思惑が潜んでいるようで――? 生活力ゼロの守銭奴でしかも全裸タイプのママ魔女が、家事も仕事もチート並み、しかもイケメンに育ちすぎた人間の息子たちにピッタリの嫁を探し孫に囲まれることを目論見つつ、何度「ざまぁ」されても全くへこたれない腐れアバズレのサイコ聖女に立ち向かう物語。『魔女集会で会いましょう』モノです。毎日複数話投稿予定です。
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