理想世界の想像者
最終更新:2016/1/3
作品紹介
魔法が何よりの才能とされる現代社会。その世界に『欠陥品』と呼ばれる者がいた。その『欠陥品』こと天月恭弥は十歳の誕生日の日に家から追い出されてしまう。理由は魔法が使えないから。名家である天月家にとっては、魔法が使えない『欠陥品』は必要ないらしい。家を出た少年は、いずれ来るべき死を待つ。しかし、一人の女性に出逢い、救われる。救われたことで一変する日常と――そして運命。『自分にしか出来ない唯一の願いを叶える』少年は本音と嘘に隠された希望を胸に秘め、願いを叶えるために日々を生きる。
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