リアルチートなドラゴンさん、効率的に仲間へ【手加減】を学ばせるべくVRゲームを体験す
最終更新:2021/5/11
作品紹介
ドラゴンさんは、手っ取り早く仲間に『手加減』を覚えさせる方法に悩んでいた。そんなあるとき、ドラゴンさんは思いつく。 「そうだ、人間の作ったVRゲームで手加減の方法を学ばせよう!」 ドラゴンさんがそうして選んだのは、たった一ヶ月で『クソゲー』と呼ばれることになったゲーム――百鬼神妖オンライン。 それを知っていながら選んだドラゴンさんは、まずは自分がとゲームの世界に入り込み、ドラゴンに見た目が近い種族を選びたいとあえて『地雷』と呼ばれるドラゴニュートからスタートする。 が、ドラゴンさんはやっぱり人間と比べるとだいぶ規格外なので、クソゲーの中の地雷種族でも構わず無双し始めてしまうのであった。 ……かくして、みんなの破天荒さに疲れたドラゴンさんは『視察』という名の『休み』をエンジョイするため、ゲームの中にのめり込んでいく。 ゲームの住民はまだ知らない。 今後、過疎化していたゲームが再び盛り上がっていくことを。 その一助となった『ドラゴンさん』という配信者のことを、まだ知らない。 ◇ この小説はノベルアップ+でも投稿しています。 週一投稿することにします。日曜日の夜。
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