『お前は家族じゃない』とエリート一家から追放された俺を癒してくれたのは、十二年ぶりに再会した幼馴染でした
最終更新:2021/1/10
作品紹介
(※タイトル変更しました) 両親は官僚、長男は医師、妹は天才児というエリート一家の次男として生まれた少年、滝本遥(たきもとはるか)は、結果を期待する家族からの重圧からか名門大学の受験に失敗してしまい、幼少のころより疎遠になっていた母方の祖母の家に追い出されてしまう。 遠くに山、近くには田んぼ。少し歩いて海と墓地。バスもまともに走っていない田舎に着き、途方に暮れていた遥だったが、そんなときに、一人の制服少女が現れた。 「あれ? もしかして遥おにちゃん……?」 そこにいたのは、祖母の家の隣に住む、幼少期によく遊んでいた少女、早谷三久(そうやみく)。 再びお隣どうしになった二人。それをきっかけにして、遥は徐々に、過酷な家庭環境で磨り減ってしまった心を癒していく。
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