最後の図書委員の選択
最終更新:2017/6/13
作品紹介
近未来、データ化が進み携帯端末で電子書籍を取り出せるようになり、学園の図書館が自習室に変わることになった。そんな中最後の図書委員は廃棄するか自治体図書館に残すかという本の選別を先生から頼まれる。そんな本の中には、色々な時代の色々な思いを秘めた手紙達が眠っていた。データとして見るならば、この手紙達もデータであると気づいた図書委員は最後にこの手紙達をデータ化するのか?廃棄するのか? たったそれだけの話。文学フリマ短編小説賞出展作品です。
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