男爵令嬢エリザベス・インテバンは、皆に「不幸だ」と指差されている
最終更新:2023/11/14
作品紹介
エリザベスは誰からも「不幸だ」と指差されている。インテバン男爵家の跡取り娘として生まれたが、現在35歳にして独身。 18歳の王立学園卒業式にて、同じ年の婚約者(子爵家二男)が浮気相手の子爵令嬢と抱き合い愛を誓いあう姿を見て扇子で殴ってしまう。結果、双方有責ということで婚約は破談。 母親は気鬱の病でベッドから出てこなくなった。 その後、領地を襲った災害の影響により男爵領は貧困に喘ぎ、ようやく結んだ新しい婚約は延期に延期が重なりふたたび破談となった。 そんな折、現状打破を試みて海を隔てた異国へと向かった父が、船の難破により消息不明となってしまう。 そうして一度も顔を見たことがない親族がやってきて告げたのは、お悔やみではなく「父の残した借金を即刻全額返すように」という冷たい宣告だった。 ※似非ハーレクインですが、目指せ鬼ロマで書いてます。王道ロマンスではなく、誤解が誤解を呼びヒロインとヒーローの間は捩れに捩れる鬼畜仕様ハーレをポンコツ作者が書いております。甘いだけではないのでご注意ください。
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