白月に涙叫を
最終更新:2013/2/7
作品紹介
鍵乙女。それは、世界に救済と安寧をもたらす存在。 人々は彼女を敬い、崇め、畏れる。 フェル。それは、命あるもの全てに仇なす存在。 人々は彼らを疎い、戦い、恐れた。 鍵乙女が世界に現れるようになり千年。人々はようやく、死と隣り合わせの生活から一歩離れる事が出来るようになっていた。 その世界を旅する、当代鍵乙女アーノイスと、従盾騎士オルヴス。 これは、与えられた役割、その為の力を受け止め、愛する人に着き従う青年と、苦痛の運命に翻弄されながら、課せられた宿命の路を歩む乙女の、月夜に織りなす物語である。 ※2014/01/28より、文章の推敲をちまちま行っています。
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