迷宮都市のアンティークショップ
最終更新:2016/12/18
作品紹介
不定期更新です。文庫版は全三巻(ファミ通文庫)が発売中。 「やあいらっしゃいませ。『古き良き魔術師たちの時代』にようこそ。お客様は初めての方ですよね。なるほどダンジョンからの帰りでしたか。お疲れ様でした。……ほうほうオークの盗賊団のねぐらからお宝の山を見つけたんですか。それは幸運でしたね。 そのリュックに入っているのが収穫のようですね。曰くありげな魔道書に、黄金に輝くドラゴンの像に、仄かに魔力を漂わせた翡翠の指輪、ただならぬ気配の短剣までありますね。なかなかの物ばかりのようだ。……どれも価値がわからないですって? そうでしょう。そうでしょう。ダンジョンで手に入れたアイテムは須く未鑑定品。調べてみるまで価値が分かりませんからね。 さあ、それでは早速、『鑑定』を始めましょう!」 これは迷宮都市のとある魔法道具屋と、そこに訪れるダンジョン探索者達の物語です。 主人公は一応、店長さんです。アイテムおたくでカフェイン中毒。低血圧で居眠りをしては全身甲冑さんに怒られて一見いいとこなしですが『鑑定』の腕だけはチート級らしいので御安心を! ※物語はショートショートの連作です。アイテムごとに完結します。 ※アイテム紹介(鑑別証)は、各章の最後になります。
評価・レビュー
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