あの日、あの場所で
最終更新:2021/3/22
作品紹介
その連絡が来た時、真っ先に浮かんだのは『彼女』のことだった。ただ…それも一瞬。 参加する旨を伝え、スマホをテーブルに置くと、壁に貼ってあるカレンダーを見た。 「そうか…もう、あれから10年か」 苦い青春の思い出が頭をよぎる。 たびたび忘れた頃に思い出してしまう記憶。 とは言っても、別に今も彼女に未練があるわけではない。 あの頃の自分の若さがトラウマになっているだけだ。 「坂田君こそ…なんで、今更」 彼女の言葉を聞いてようやく気づいた。 注意事項 勢いで書いた2時間クオリティです。 深く考えずさらっと読むのがオススメです!
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