胸像を動かしたお前なら
最終更新:2014/7/4
作品紹介
有言実行の男、鈴木。不言実行の男、小林。 高校二年。二人はお互いの思惑の中、馬鹿げたことを始める。 「なぁ、なんか面白いことやらないか?」 ――中学生の頃、勝手に思い描いてた高校生活ってのは、もっとこうデタラメに面白そうなもんだった。だけど実際の高校生活は思い描いてたものと違ってた。 「胸像を動かすのって、ハチャメチャで馬鹿げてて、面白いことだと思わないか?」 ――多分、高校生と言う限られた時間の中で、僕は鈴木と思いっきり馬鹿げたことをしたかったんだと思う。 ■本作はダブル主人公物です。 視点が鈴木→小林の順で変わります。
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