幼女ライフを送っていたら、恋人の左手に知らない指輪が存在しているのですが
最終更新:2021/2/10
作品紹介
「これは俺と大切な人との繋がりなんだ」 そう言ってレオ・ブラッドリーは自身の左手の薬指にはめてある指輪に口づけをを落とした。 それを見つめて死んだ魚のような目をするのは、十歳になったばかりのマリー・ブラッドリー。 実はマリーはレオと恋人関係であったフィオナである! 敵国の魔法薬で幼女になってしまったフィオナは、なんとか生き延びて偽名マリーとして姿を偽り、元の姿になって自国に帰ろうと奮起していた。 レオや仲間が敵国に潜入したことで、なんとか戦いが終わったのはフィオナが幼女マリーになって六年過ぎた後の話だった。その間、まだ幼女である。 敵国の中将に飼われていたフィオナ、幼女マリーは牢屋生活だろうと思っていたけど、なんと待っていたのはレオとの同棲。 いつか自分をフィオナと気付いてもらえたら、と期待していたがある日レオがマリーにある物を見せる。 それは左手の薬指にはめてある指輪。 え?なにそれ?知らないんですが。私持ってないですよ?大切な人との繋がり? フィオナは悟る。もうレオには新しい大切な人が出来ていて、私とレオの関係は自然消滅していると。 これ、私がフィオナってバレたらいけないやつなのでは? ※ハッピーエンドです
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