意気揚々と『婚約破棄』を宣言しようとしたら、逆に王子から『婚約破棄』を破棄されそうになった件について
最終更新:2021/12/12
作品紹介
令嬢のマリアンナは、覚悟を決めていた。今日、自分は「婚約破棄」をするのだ、と。 マリアンナの婚約者であった王子エレメイは、マリアンナを放っておいて、シェスティンという名の令嬢と遊んでいるらしい。 だからこそ、エレメイが成人を迎える王城のパーティーで、決着をつけようと思ったのだが……。 マリアンナは知らなかった。 この国には、恐ろしくアホな伝統が潜んでいたのだ……。
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