郷愁の踊り子 ~配達屋のおじさん、亡国の幼姫を託される~
最終更新:2018/9/15
作品紹介
配達屋を営むボブは、とてもよく太ったおじさんだった。 だけど今。その背に負っている荷は、まだ世間を知らぬであろう四歳の女の子――正体は何と、逆賊に殺された国王の末娘・第三王女。抱え持ち、逃げていたメイドを助けたことで「この子を連れて国外へ!」と、託されてしまったのである。 踊りが好きで、一つ舞うだけで言葉や感情を伝える女の子。対するおじさんは、慣れぬ子育てに四苦八苦……。国を取り戻し、故郷に帰らせるため。ボブは女の子にユーリと名を与え、宛先の分からぬ長い配達の旅に出る。
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