現代日本人が綴るタライバン島史
最終更新:2016/7/31
作品紹介
異民族の侵攻により滅亡の危機に瀕したメルイーウ王家は、東の海峡を越えてタライバン島へ逃げ延びた。王家の秘宝を使って未来から呼び出した今代の開門者(召還者)は……、タブレットPCを手に持った現代日本人であった。 悠々自適の理系出身株式トレーダーであるチハルは、タブレットPCにダウンロードしていたオフラインヴィキペディアなどのアプリケーションを駆使し、大商人であるサクシードなどと協力しながら、タライバン島に近代国家を作ってゆく。400年前の世界で、膨大な現代知識がどれだけ通用するのか? 様々な困難をひらめきと知識で解決していくSF叙事詩。
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