抜けと言われた聖剣へし折ったら ~メンヘラ女に刺されて自称女神の手で異世界転移を果たした俺、聖剣を手にしたまではよかったけど勇者の待遇が悪すぎるので逃亡します~
最終更新:2021/9/23
作品紹介
彼女の家で料理をしていたら闖入してきたメンヘラ女に刺され死んだタクシは、自称女神によって半強制的な異世界転移を果たしてしまう。 聖剣のある大聖宮にて、巫女長より勇者として聖剣を抜くように言われ、タクシは「抜かれたくなさそうな聖剣」を前に強硬手段を取った。抜くのではなくへし折ったのだ。 へし折った聖剣で、突如襲来したワイバーンの群れを退治、魔王の影も退けたタクシだったが、勇者の待遇のあまりの酷さに逃亡を決意、実行に移した(即座に手配がかけられたが)。 逃れた先の宿屋で聖剣は、その姿を金髪碧眼の幼女へと変えた。名前を付けろというその聖剣をタクシはムニスと名付ける。 こうして、異世界で求められる自身の役割をガン無視した、勇者と聖剣の逃走劇がはじまったのだった。 ※本作は「カクヨム」にも掲載しております。
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