雪華散りゆき夜叉となりて…
最終更新:2015/10/26
作品紹介
時は江戸末期文久三年、弱小武家の一人娘、天原雪(あまはらゆき)は大身旗本の南雲(なぐも)家へと嫁ぐ事になった。 上野へと向かう途中、南雲家の使いから、いわれもない罪で婚約を破棄されてしまう。 父に捨てられた雪は、男として生きていく事を決意して、男装をして旅立った。しかしその途中で一人の青年を助ける。なるがままで彼の家に行く事になったのだが、その青年こそ、雪の元婚約者の南雲龍久(なぐもたつひさ)だった――。 激動の幕末を生き抜く、二人の男女の物語、ここに開幕に候――――。
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