極・異界残侠伝、ひときり包丁。
最終更新:2020/8/1
作品紹介
トラックの運転手を仕事にする、うだつの上がらない中年男の九条尽(くじょうつくし)――ツクシは、勤め先の従業員出入り口から異世界へ足を踏み入れてしまう。言葉すら通じないまま、異界の街並みを彷徨い歩くうち、ツクシは瀕死の老剣士から、ひと振りの日本刀を託された。 その日、そのとき、その場所から。 異世界に、白刃きらめき仁侠(おとこ)吼え、血花、咲き散り舞い狂う。 「此処で死んでもらうぜ」 これは、異世界カントレイアへ迷い込んだ、ひとりの侠(おとこ)――九条尽と、彼とともに在った魔刀の、歴史に残らざる英雄譚。 ※再投稿につき、細部の手直しをしてあります。 ※縦読み機能の使用を推奨します。 ※内容に強い残虐描写、暴力表現、性描写、鬱展開が含まれます。 ※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
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