【書籍化】千年王国の花
最終更新:2021/11/26
作品紹介
【書籍:『千年王国の華 転生女王は二度目の生で恋い願う』と改題し角川ビーンズ文庫様より発売】※書籍化の際の改稿によりこちらのWeb版とは一部内容が異なります 昔、『千年王国』と言われる、一人の王の治世が千年も続いた伝説がある国があった。女王の名を睡蓮(すいれん)。彼女の時代の幕切れは自害だと言われている。 その王が倒れ、二百年経ち、一人の少女が平民としてその国に生を受けた。名を花鈴(かりん)。 花鈴は、十七才の年、母の死をきっかけに、連れていかれてしまった弟の様子を見に行く決意をする。 目指すは──宮殿! しかし決意をしたばかりの道端で。 「人違いです」 千年の付き合いだった神子に見つかるし、遊びに行っていた国の王とも再会するし……転生の意味が感じられなくなってくる始末……? 千年の側近と、名もつけられぬ関係だった隣国の王が、『彼女』を見つけ、捕まえる。
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