俺にだけ下ネタを言う幼馴染がギリギリ過ぎて困る!
最終更新:2021/1/17
作品紹介
久しぶりに再会した幼馴染が下ネタ好きになっていた。なんでも、女子中学校の友達に影響を受けたらしい。 立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花――なんて言葉が恐ろしいほどに似合う外見の彼女、桔梗屋清美の唇から、男子高校生のような下ネタがぽんぽん飛び出してくる様は中々インパクトのある光景だ。 表の顔は眉目秀麗、裏の顔は下ネタ三昧。そんな彼女に半ば付き合わされてきた志茂田征一だったが、ある日クラスメイトの女子に告白されたことで高校生活が一変する。 「志茂田さん、私と付き合ってください!」 「あなた、征一君のいいところをどれくらい知ってるのかしら? 私はたくさん言えるわよ。例えば普段は腐った魚の目をしてるのに、下ネタを話すときは急に生き生きとし出すところとか」 「落ち着け清美。それはどう転んでもいいところにはならない」 これは孤高を愛する主人公と、下ネタ好きの幼馴染、そして主人公に告白したあざと可愛いクラスメイトの織り成す――下ネタに塗れた青春の物語である。
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