真面目で優秀な幼馴染が優しかったのは、私を恋人にするためだったらしい。
最終更新:2021/6/3
作品紹介
真面目かつ優秀で周囲から優等生として尊敬を集める真綿(まわた)と、 いつもボーっとして鈍いことから昼行灯と揶揄される灯里(あかり)。 二人は幼馴染で、灯里は真綿に甘やかされて生きてきた。 とある日、真綿の切り出した一言で二人の関係性に変化が訪れる。 「私の恋人になって」 「……はぃ?」 「なってくれないなら、もうお弁当作ってあげないし、勉強教えてあげないし、灯里の好きなちっちゃい映画館にも……一緒に行ってあげない」 「それは……困るな……」 そんなわけで、優秀で真面目で優しい幼馴染が――ちょっと怖い恋人になりました。
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