隣の席のツンデレ女を雇ったら、疎遠だった幼馴染からの好感度がなぜか爆上がりしたんだが
最終更新:2021/5/5
作品紹介
「あんた、私を雇いなさいよ!! これは命令よ!!」 俺・浦尾一樹には大嫌いな奴がいる。口より先に手が出るクラスメイト・園崎真琴だ。不幸にも、いつも隣の席になってしまう奴。女子人気はなぜか高い。 ある日、そんな園崎は俺にある話を持ちかけてきた。『浦尾家の家事代行役として雇ってほしい』とのこと。もし雇わないなら、『ある写真』をバラ撒くと脅され、俺は断るに断れなくなる。 とはいえ、妹とふたりで暮らしていた俺は、少なからず家事の担い手を必要としていた。 「仕方ない。その話、乗ろう」 それから数ヶ月後。 「う、うるさいわね!! 私あんたのことなんか好き、じゃない……から」 園崎は、ただのツンデレ女だった。デレてるとよく見ると普通に可愛い。 意外とアリじゃね? と思いつつも。 「えへへ、えみりは一樹くんのこと、だーいすきだよ。ふふふ」 あいつを雇ってから、疎遠だったはずの子犬系幼馴染・星乃笑里が、なぜかやけにベタベタしてくる。天使みたいな幼馴染からスキンシップされると、理性なんてどうでもよくなるレベルだ。可愛すぎて泣けてくる。えみりはえみりで可愛いんだっ……!! 「ねえ、一樹。私と真琴さん、どっちが好きなのぉ?」 「どっちもだ!! どっちも世界で一番愛してる」 「それって答えになってないよ〜」 こうなったら仕方ない。俺はみんな大好きなんだ。みんなまとめて幸せにしてやる!! ※この作品は「小説家になろう」でも連載しています。 コメントどしどしお待ちしております!!
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