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作:凛々サイ

妹に召喚されたこの不条理な世界で ー白神と黒神の対立ー

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最終更新:2021/2/28

作品紹介

もうすぐ社会人になる敬介は、亡くなった両親の代わりに妹のいおりを幸せにしようと思っていた。 だがその妹に突如、召喚させられたのだ。 白神ベロボーグと黒神チェルノボーグが対立するこの不条理な世界に。 彼自身の真実を知った時、この物語は始まっていく。 ●『第一章 セーレとティスタ』 突如別世界へ妹に召喚された敬介は、窮地に追い込まれたが、リンガー王国の王女一行に命を救われる。 そして妹の導きにより、この世界で過去に生き抜いた、敬介自身の悲痛な前世を追想する。 前世の兵士『ティスタ』だった頃に『セーレ』と出会い、戦争中の自国のために選択した『一つ』のことにより、全てが始まっていく。 ●『第二章 永遠の大草原 オロクプレリーの戦い』 敬介が、前世『ティスタ』の剣を握った時、この世界での現実が始まっていく。 無慈悲な戦場で、戸惑う彼が決断したこととは。 そしてこの残酷な戦いをどう切り抜けていくのか。 ●『第三章 ホリスト聖堂』 妹はなぜ兄である彼をこの世界へ召還したのか。 彼女は一体何者なのか。 一行は白神ベロボーグが祭られる『ホリスト聖堂』へ向かう事となる。 そして彼らはとある事に巻き込まれ、戦いの最中に、次第に真実へ向き合っていく事となる。 サラリアの過去を描いた短編『堕ちゆく灯火』を3章最後に読んでいただけると嬉しいです。 https://kakuyomu.jp/works/16816452219293782932 ●『最終章 神空 リスヌレスの来者』 妹や、白神ベロボーグの真実を知った彼ら達。 白神ベロボーグ率いるリンガー王国と、黒神チェルノボーグ率いるゴル帝国との最後の決戦が始まる。 敬介が向かう先とは。 そして最後に見るものとは――。 読者さまから頂いた登場人物のイラスト https://img1.mitemin.net/m0/qn/jfmsaluqh7c1jg9c31ijje7nmpu_156b_dc_hi_1nxa.jpg MACKさまより(左からティスタ、敬介、いおり) https://img1.mitemin.net/52/pp/a3ksi7gsk05xk76g5dv4a66uavkh_ivg_16o_1kw_61r4.jpg 中村天人さまより(バーツ ※2章から登場) ―― 2020年に書き上げた処女作になります。 もしよければ感想などいただけるとめちゃめちゃ嬉しいです!! 「小説家になろう」「ノベルアッププラス」でも公開中です。

ファンタジー戦争純愛前世葛藤輪廻転生

評価・レビュー

過去と現在が出会うとき、未来の物語がはじまる

 両親ともに失った二人きりの兄妹。妹思いの兄。  妹のために、卒業したらすぐに働きに出る事になっていた。  これからも妹のために頑張ろうと決心していた敬介だったが、妹の謎の言葉と共に光に包まれ……。  気が付いたら戦場だったという。  いきなり日常とかけ離れた戦いの場に投げ出された彼は、リラ王女に助けられ、そこでここは異世界である事を知るという導入で物語ははじまり、妹を探しながら神話の時代からの物語を紐解いていきます。  異世界転移物ではありますが、彼に驚異的なチート的な能力があるわけではありません。しかし彼には「過去」、いわゆる前世の物語があったという。  妹は何故、兄をこの世界に導いたのか。前世の彼の「選択」とは。  白と黒のそれぞれの神々の元での大きな戦いの中、過去の自分を知った上で敬介が見つけ出す真実はどのような世界を描き出すのか、わくわくと読み進められます。  主人公以外の登場人物それぞれにも物語があるという濃厚なハイファンタジー。ぜひ一読を!

5.0

MACK

前世の因縁に導かれた世界で彼はなにを思うのか

 今作の主人公である敬介は物語冒頭で異世界へと召喚され、そこで己の壮絶な前世を知ることになる。彼は、過去にこの世界で生きた自分と召喚される前の世界で平和に生きていた自分のギャップに思い悩み、葛藤する。前世で果たせなかったことを成し遂げるか、最愛の妹と平和な生活に戻るか。彼が悩んでいる間にも、彼の属する国は隣国との争いを激しくしていく。争い、苦悩の果てに彼はなにを掴み取るのか。そんな物語です。  作者さんの巧みな描写で、戦闘シーンはとても臨場感があり、盛り上がります。主人公は最初こそ頼りないものの、覚悟を決めてくるにつれ、たくましく戦うようになり、読者も彼の成長をひしひしと感じることができます。  さらに、恋愛にもぜひ注目してもらいたいです。妹のことしか考えていなかった彼が、前世の因縁か、はたまた彼の意思なのか、人を愛するようになるところがすごく胸がドキドキしました。  最後には驚きの展開が待っていますので、みなさんぜひご一読あれ。

5.0

砂漠の使徒