あの桜の木の下で~名もなき武士の戦国無双の物語~
最終更新:2019/9/29
作品紹介
時代は戦国乱世。 村の少年・俊介とその幼馴染の蒼一郎、さつきは、幼い頃からいつも一緒だった。成長し、時折、俊介と蒼一郎は領主の戦に駆り出されるようにはなったが、戦が終われば、いつもの三人一緒の日々。しかし、少年に恋心が芽生えたとき、三人の関係に変化の兆しが。 そんなとき、三人の村を盗賊が襲う。 既に戦場を経験している俊介と蒼一郎は、村人とともに戦い、どうにか盗賊を撃退するが、取り返しのつかない過ちを俊介は犯してしまう。 自分を責める俊介は、一人村を出た。 それから十年の歳月が流れた。 各地をさすらう俊介の心の傷は癒えない。俊介にとって、罪の意識から逃れられるのは戦場だけだった。死をも願い、浪人として戦場を渡り歩いた俊介は、気が付けば、凄腕の剣士となっていた。 そして、旅の途中、俊介は、武士の一団に襲撃される姫君と若武者を救った。 ここから物語は、大きく動き始める。
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