最強のアンドロイドが女神の勘違いで猫耳メイドに転生したら～アスタリア大陸記１～

＊誠に勝手ながら、この作品は６月３０日をもって閉鎖します。 　長い間ありがとうございました。 「ポンコツ」コンビのコメディーがメインストーリーですが、様々な物語が交差し合う群像劇風になっています。 露骨な性描写はないです……筈です…… ～あらすじ～ プロローグ 　不毛な戦争で人類が滅亡した後の世界。 　Ｆ国の戦闘用アンドロイドは最後の戦いに勝利したあと、突然現れた自称女神のなすがまま、「地球の知的遺産を残すように」と言われ、何故か猫耳娘に転生させられることに！ 第一章 　異世界に飛ばされた猫耳娘（元アンドロイド）は、森で出会った少女フィスからエルという名前を授かり、冒険者相手の料理屋「ラクシ亭」で猫耳メイドの店員として働くことになる。 　元スーパーコンピューター、ハーミットに蓄積された情報の中から「あの業界」のノウハウを駆使して、ラクシ亭は大繁盛！ 　ある時、ラクシ亭が客から嫌がらせを受けるようになると、エルとハーミットはその理由を探るべく、地球のハイテクを駆使して――でもなぜか刑事ドラマ風に――尾行捜査を始める。 　結局、たまたま訪れていた騎士団長エドワースによってトラブルは解決してしまうのだが―― 　その時、別の大事件が既に始まっていた。 　ゴブリン達が大挙して町を襲ってきたのだ。 　迎撃するエドワース達。だが、人類を滅ぼすとされる天災級モンスターに苦戦。 　やがてエドワースが大怪我を負うと、誰もが絶望する。もう人類に勝ち目はない……と。 　そんなとき、唯一人でモンスターに立ち向う猫耳メイドがいた―― ＊第一章終わりまでで８万文字です。 第二章 　未曾有の大事件をエルとフィス、ついでにハーミットの活躍で生き残った人類。 　そんな中、二人の新しい仲間が加わる。 　フィスの幼馴染みでシスターのアリゼ。 　そして、騎士団員で腐女子のジェシカ。 　二人を加えて楽しいガールズトークの始まり……とはいかない。 　フィスの前に、滅亡した王国の王妃が現れる。彼女はカルト集団「古代聖神教」と一緒にフィスを誘拐した。 　事情を知ったエルはフィスを助け出すために街道を南下するのだが…… ＊第二章は約４万文字です。 幕間（一） 　フィスが初めてラクシ亭にやって来た時の話です……書いていて泣けました…… 閑話（一） 　フィス達の日常を書いてみました。 第三章 　アリゼが十五歳になり、正式に教会の神官となるため旧王都ニグレアへ行くことになった。フィスとエルも両親のお墓参りのため同行する。 　その道中、いろいろと事件に巻き込まれた彼女達だがなんとかニグレアに辿り着いた。 　そこで、偶然出会うことになった魔石研究者、ペスタゴ・デ・アラムードからモンスターに関わるある事実を聞かされて…… ＊第三章は約7.5万文字です。 第四章 　騎士団は山賊討伐のために、ニグレアを離れた――その機に、ニグレアでクーデターが起きる⁉ 　その首謀者はエドワース⁉ 　騎士団、貴族、教会、自治政府がそれぞれの思惑で暗躍する。 　果たして、フィスとエルはクーデターを阻止できるのか？ 　そして、本当の黒幕とは⁉ 　あのポンコツもバージョンアップします！ 「最終戦争のアンドロイドが転生して、猫耳メイドになりました。」編、クライマックス！