ある朝、博麗神社の巫女、博麗霊夢は目覚めとともに、自分の心のなかに正体不明の「精神」がいることに気づく。この奇怪な現象に彼女は当惑したが、やがて落ち着きを取り戻し、紅魔館のパチュリーに相談することにする。パチュリーに「依代を作って魂を移せ」とアドバイスを受けた霊夢は、レミリアが持っていた霊夢そっくりの人形に依代の核を納め、神社に戻る。魂を移すために人形を抱いて眠りに落ちる霊夢。だが、そこへ霧雨魔理沙がふらりと現れる。事情を知らない魔理沙は人形を霊夢から引き離してしまう……。
更新:2010/4/18
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幻想郷の巫女、博麗霊夢の躰に迷いこんできた魂は霊夢そっくりの人形を依代とし、チビ霊夢と呼ばれて博麗神社の居候として過ごしていた。外界に出て人形の由来を調べた霊夢は人形の作者である九藤雅樹に辿り着くが、彼とチビ霊夢との関係は結局はっきりしないまま終わる。だが、冬至の満月の夜に起きた異変は、レミリアと霊夢の対決へとつながり、その戦いの後に登場したフランによってチビ霊夢の器である人形は破壊されてしまう。その直後、霊夢は意識を失い、魔理沙はその心臓の鼓動が停まったと告げる……。
更新:2013/3/7
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幻想郷の巫女、博麗霊夢の躰に迷いこんできた魂は霊夢そっくりの人形という器を得て、チビ霊夢という名を得て博麗神社の居候として過ごしつつ、自分がどこから来た何者かについて探っていた。だが、いまだ答えを得ずにいた。その一方で、一緒に暮らしている霊夢との心の距離が縮まっていくことにある種の葛藤を感じ始めてもいた…… この小説はシリーズ物で、 東方傀儡異聞(http://ncode.syosetu.com/n5066k/)、 東方傀儡異聞2(http://ncode.syosetu.com/n9558k/) の続編にあたります。まだお読みでない方はそちらから読んでいただくことをおすすめします。
更新:2011/4/20
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