自分こそが絶対だ、そう思っていて行動していた王子様。 しかし周りは首をかしげ続けていました。 〝どうしてああなった?〟 教えていないことを知っていて、教えようとすることを拒絶する。 疑問に思いながらも周りは動きます。 だって彼は ○ ○ なのだから。 「いや、アンタ婚約者〝候補〟なだけだから」の王子様のその後の話。
更新:2014/10/15
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アレはダメ、これもダメ。 貴方は王子なのだから、と制限される毎日。 貴方は王子なのだからこれくらいは、と教え込まれる勉強。 どれも嫌だった。 自由が欲しかった。 学友達と共に彼らの家に行くという口実で城を出、初めて見る町中の景色。 突然声をかけてきた無礼な女。 無礼な女など捨て置けば良いのに、何故か気になった。 そして彼女の言葉に、行動にいつの間にか心を奪われていた。 あぁ、お前が私の婚約者だったら。 お前が妻になるのだったら、どれほど幸せだろうか? 私だけではない、私の学友達も心を奪われていたのだ。 お前は素晴らしい女だ。 そうだ、今度大規模なパーティーが城で開かれる、そのときに発表して推し進めれば良いではないか。 あの女に恥もかかせられる………… あらすじは物語の前振りです。
更新:2014/10/11
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