まず冒頭のインパクトからして絶大です。
まさかここから攻めてくるか! という変化球。
かと思えばどんな無茶よと突っ込みたくなるような無理難題。
たったこれだけの字数の中に、まさかの艱難辛苦がこれでもかとばかりに詰まっています。なのに全然重くない。つか爆笑。
そしてそしてまさかのクライマックス。こう来るとはまさか思いもよりませんでした。なのにしっかりとカタルシス。
さらにダメ押しは爽快な結末。なるほどこう来ましたか。
読まざるは一瞬の損、読むは一生の得。
読めとは言いません。
でも、読めばひとさじの笑いと幸せが待っているでしょう。
――そんな一編です。
粋な笑いをご賞味あれ。
登録:2021/7/25 21:27
更新:2021/7/25 21:26