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@オノログ

時に恐ろしくもあり可笑しみのある日々を綴ったエッセイ

5.0
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 気になったタイトルから2作ピックアップさせていただきます。


・骨董アパートと呪いの市松人形(前編・後編)


 自身の住まうアパートの階段に、もし市松人形が落ちていたら……。誰かが故意に残していったものか、単なる落とし物か。理由は終始不明ですが、気味が悪くもやもやとした思いが募りそうです。

 古い集合住宅にありがちな隣人トラブル。ホラーテイストをほんのり取り入れながら、面白いエッセイに仕上げてくれています。

 前後編にまたがり登場する市松人形が、その後どうなったのか気になるところです。

 どこにでも起こりうる隣人トラブル。お互いの配慮が必要です。



・引っ越しと歩く本棚


 100冊の本を処分するのは、結構労力を要するものかもしれません。大量の本を透明のゴミ袋に入れ徒歩で運ぶことを考えると、それだけで憂鬱です。資源ゴミの日に出してしまいたい誘惑に駆られます。

 大量の本を買取店に持ち込む際は、それなりに強度のあるものに入れる、あるいは便利なサービスがないかなど事前に確認する、という教訓の残るエピソードでした。

 筆者様の住まうアパートには、未だ市松人形の呪いがかかっているのかもしれません。


 とても興味深く読み応えのあるエッセイです。

想田スイ

登録:2022/7/24 13:59

更新:2022/7/24 13:52

こちらは想田スイさんが読んだ当時の個人の感想です。詳細な事実については対象作品をご確認ください。