「僕は弱い。」
主人公ラウルは薬草採取しかできない、穏やかな少年です。
自己評価は低く、戦う術を持っていません。
そんなラウルは、大切な人のために、どうしてもしなければならないことがありました。それはとても危険で、ラウル一人ではとてもじゃないけれども難しい課題です。
そんなラウルが出会ったのは三人の冒険者と一人の少女。
この出会いで物語は大きく動き始め、冒険に出ることになります。
この出会いと冒険がもたらしたのは「僕は弱い。」と決め込んでいたラウルの変化です。
自分は弱い、そうとしか思えていなかったラウルは、物語の最後、とても大切な役割を背負うことになります。
それがどんな役割なのか。三人の冒険者と一人の少女とどんな関係になるのか。
たくさん驚くシーンがあります。たくさん驚いてほしいです。いろんなことに、驚きと、面白さを感じるはずです。
出会った三人の冒険者と一人の少女にも、それぞれ、魅力が詰まっています!(あらすじを読めば分かりますが、ネタバレも含みますのでまずは本編を読むことをおすすめします!)
読めば読むほど「もっと知りたい、活躍しているところを見たい」と思えてくるでしょう。
作中、ドキドキハラハラするバトルや、お腹が鳴ってしまいそうな食事のシーンもあります。すべてが面白い、それに尽きる作品だと思います。
ぜひ、読んでください。
登録:2022/11/12 22:29
更新:2022/12/4 19:49