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ジャンル:ファンタジー

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塔の諸島の糸織り乙女 ~転生チートはないけど刺繍魔法でスローライフします!~

【連載中】流され事なかれ主人公のこそこそ暗躍物語!

転生した女の子が島の独自文化になんとか馴染みつつ、知識チートできないことに悩みつつも日常を送っていたら、何故かあれこれ巻き込まれていくお話です。 主人公は異国の血が混じっている為、偏見でみられたりもしますが、それ故に一般の魔術師と違う不思議な力もあったりして、独自の世界観がしっかり根付いていてとても面白いです。 裕福な商家にうまれたのに、いつのまにか貴族の侍女、学生、さらに高位貴族の侍女でついに最新話では貴族の娘にまでなってしまいます。深い世界観を少しずつ紐解いていくような文章力はぐいぐい引き込まれていきます。 主人公は事なかれ主事の流され系なので、理不尽な目に会ってもほぼ怒りをあらわにしないのでいらいらすることすらあります。ですがそれも前世の抑圧された生活が元だったりして、主人公の確かな個性なので諦めるしかありません。それでもぬるっと手を尽くしてなんとかうまくやっていく主人公に応援したくなり、いらいらしながらもついつい読んでしまいます。 いらいらするのも、それだけ物語に引き込まれてしまうからと言うのもあり、現在すでに相当の分量がありますが一気に読んでしまいました。 基本的に優しくてみんな幸せになれたらいいな。と言うぽわんとした性格の主人公なので、誰かの為に危険な目にあったり、人をかばったりしてはらはらしっぱなしです。段々そんな主人公にもなれて、とにかく幸せになってくれ! と願うばかりです。 最初からずっと続く深く世界にしみ込んでいるような陰謀がうごめき、一人一人の端役までしっかり個性があり気が付いたら目が離せなくなっています。 刺繍などの衣類や料理などの物づくり要素もあり、何年もかけてじっくり進んでいくところとか、本好きの下剋上とかが好きな人にはおすすめです。 連載中なので星四にしておきます。

4.0
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かんむり

虎の威を借る狐太郎~パラダイスから来た最弱一般人、モンスターの力『だけ』でAランクハンターに~

【連載中】モンスター娘と行くどこまでも一般人の珍道中!

ゲーム世界のモンスター娘と共に、さらなる異世界に行ってしまった主人公がなんとか世界に順応しようとしていく話です。 主人公とモンスター娘の関係性が秀逸です。気安いけど粗雑にするわけではなく、機嫌をとるけど媚びへつらうわけではなく、ちょうどいい距離感です。 主人公はあちこちに気を使う気遣い屋です。作中でもよく言われてますが、管理職のようなもので偉い人からは評価されていますが、面識のない人からは直接たたかわないので侮られたりします。 本人は悪魔との知恵比べにはめっぽう強いのも面白くてゲーマーっぽくて魅力的です。人の意思をくんでコミュニケーションをとる能力に似てますね。 戦闘も基本めちゃくちゃ強いのですが、あらゆる理不尽をはねとばすほどではなく、現地の人間も相当強いのでパワーバランスもいいです。 まだ出会っていませんが、同シリーズの別主人公(主人公とは違ってゲームキャラと言う認識がない)たちもでてきていて、邂逅するのが楽しみです。 連載中なので星4にしてます。

4.0
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かんむり

朱色の雫

設定が細かく、どんな物語なのか想像しやすく、愛を感じる物語でもある。

【簡単なあらすじ】 ジャンル:ハイファンタジー 双子は不吉とされている大国ナルスにて、次代長の候補である主人公は伯父の策略により側近であり婚約者であった者を自ら手にかけてしまう。その死から一年後、仇敵である伯父と遭遇する。危険な目に遭うことは分かっていたものの、その心の傷は深く側近を迎えることができないでいた。そんな彼女はある報告の真実を確かめるべく、ある村に向かったのだが……。 【物語の始まりは】 大国ナルスを建立した、ある双子の長とその弟の物語から始まっていく。罠にはめられたと解釈することのできる流れだが、この双子の物語は大国ナルスの歴史の一部に過ぎないと思われる。本編に入ると、次代長候補である朱己の視点から始まっていく。 【舞台や世界観、方向性】 多視点からなる群像劇。 中央は中央、地方は地方で治めているという世界観のようである。 センナというものが存在する世界。 中央には、ナルスを統治する長と、長が率いる十二祭冠と呼ばれる十二人の各属性の最高位に君臨する臣下たち、その家族が暮らしている。 十二祭冠というのは名前が決まっているようである。 【主人公と登場人物について】 この物語の主人公である朱己は、伯父の謀略にて婚約者を自ら手にかけなければならなかった。本編が始まって早々、襲われているが相手を罰することなく帰していることから、簡単に人を手にかける人物ではないと思われる。 婚約者を手にかけてから側近を置かない主人公。その理由は、後に明かされていく。 【物語について】 プロローグ部分で語られている双子の長。その後国がどうなったのかについても後に詳しく語られている。序盤ではいろいろと謎の多い物語である。 前述したように、本編は主人公が地方から申し立てをしに来た者に襲われるところから展開されていく。二度も命を狙われたものの、主人公は彼を罰することなく人をつけ、送り返そうとしていた。しかし、彼らは何者かに襲われ命を奪われてしまう。その調査に、十二祭冠の二人を調査に向かわせたところ、犯人は伯父だと判明する。彼の目的は主人公である朱己。中央の守りを強固なものにしようとした矢先、彼女の元にその伯父が現れる。彼の話しから、まだ彼女の知りえない何かがありそうだ。 【良い点(箇条書き)】 ・登場人物それぞれにドラマがある。出会いについてだったり、抱えているものだったり。 ・登場人物それぞれに背景があることから、物語に厚みが出ていると感じる。 ・登場人物画多い分、名前などに工夫が凝らされている印象。個性も強い。 ・舞台設定が細かく、説明も丁寧である。 ・心理描写が丁寧であり、それぞれの心の動きが分かりやすい。 ・頑なに側近を迎えることのなかった主人公の新たな側近に意外性がある。 ・思いやりや愛を感じる物語である。 【備考(補足)】12ページまで拝読 【見どころ】 この物語は愛に溢れている。戦闘シーンがあったり、敵と戦ったりする物語には方向性がある。例えば敵に対して善として戦う物語。その逆で善に対して敵が攻めてくる物語。この物語では、民たちを守るために国の長たちがいるという印象。主人公は策略に嵌り、側近でもある最愛の人を失ってしまう。側近とは信頼関係を築き、いざとなったら命を守ってくれる存在。しかし生きてこそなのだということを教えてくれる物語でもある。誰も誰に変わりにもなりはしないのだ。 この物語には戦う場面もあるのだが、一人一人を大切にしていることも伝わって来る。命の重さや尊さについて改めて考えさせられる作品でもある。 そして設定が細かく、世界観がしっかりしており場面などを想像しやすいと難じた。あなたもお手に取られてみてはいかがでしょうか? この物語の結末をその目で是非、確かめてみてくださいね。お奨めです。

5.0
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crazy's7

散華のカフカ

事件を追ったその先で、想定外の展開が待ち受ける!

【簡単なあらすじ】 ジャンル:ローファンタジー 「審判」から三十年。都市では人が灰になって消える灰化現象が続出。主人公たちは、その事件を捜査していた。灰の身元を調べようとしていたところある不一致に気が付く。更に詳しく調べようとしていたところ、ある人物に呼ばれ捜査資料を渡されるのだが。まさかそれが、自分たちのその後の運命を変えてしまうことになろうとは思ってもいなかった。彼らの運命はいかに?! 【物語の始まりは】 ”朽人”という意味深な言葉を発れられるところから始まっていく。ある二人が美しい砂のようなものを袋に詰めているが、一体それにどんな価値があるというのだろうか? 彼らを通して伝えられるのは、不思議な光景不思議な体験。そして、最後に残された言葉は誰のものなのか? 謎の多場面から始まり、本編に入ると何か事件が起きたことが分かってくる。被害者は二名のようだが、これが冒頭の彼らなのだろうか? 【舞台や世界観、方向性(箇条書き)】 人が灰の様なものにされる事件が多発してる状況。 埋葬屋という謎の人物が存在する。彼の仕事は一体? オーディナルシステムというものが存在する。 多視点からなる群像劇。 【主人公と登場人物について】 主要な人物は三人の刑事だと思われる。 彼らはこの事件(人が灰のようなものにされる事件)の対策チームで初めて出会ったようで、妙に馬が合い捜査を行う時はよく三人で行動しているようだ。 【物語について】 彼らが灰の身元を調べようとしたところ、ある不可解な点を発見する。それをさらに詳しく調べようとした矢先に、彼らに会いに来た者がいた。その者は普段ならば、絶対に会うことのできない人物。彼らはその人物から直々に事件解決の依頼と、その事件に関する話を聞くことになる。その者から事件の情報を手に入れた彼らは、その資料から犯人を導き出したのだが……。 彼らは犯人を調査していたところ、自分たちもある陰謀に巻き込まれていく。この物語は、死=終わりではない。それは序章に過ぎないと感じた。果たして主人公はどうなってしまうのだろうか。 【良い点(箇条書き)】 ・あらすじに”裏で起こる巨大な陰謀の渦に巻き込まれていく”とあるが、巻き込まれ方が想定外。 ・タグに”主人公は最強”とはあるが序盤では想像がつかない。一般の刑事に見えるからである。しかしあるところまで差しかかると、想定外の展開に驚く。 ・バトルものであるということは先に分かってはいるものの、構成が巧いので先が読めず、意外性と独創性が素晴らしい。 ・冒頭の方は事件ものであり、ミステリーのような雰囲気を持つが、異能力者たちのバトルが熱い。不思議なバランスと魅力を持つ物語である。 ・一人一人戦い方が違うようであり、戦闘自体に見どころがある。 【備考(補足)】8ページまで拝読 【見どころ】 まず構成が面白い作品だという印象。推理モノのような始まりであり、主人公達が事件を追っていくところから始まるが、気づけば異能力バトルとなっている。事件の黒幕は早々に分かる為、早くも事件解決か? と思わせる展開も秀逸。しかしそれは始まりに過ぎないのである。まさか主人公たちが事件自体に巻き込まれるとは、あらすじを読んでも想像できない。意外性の詰まった作品である。何故彼らが戦っているのかも、序盤で明かされていく。一体どんなラストになるのか、誰が勝利するのか予測不能である。 主人公はこの戦いにどのような立場や位置で関わっていくことになるのだろうか? 果たしてその結末とは? あなたもお手に取られてみてはいかがでしょうか? この物語の行く先をその目で是非、確かめてみてくださいね。お奨めです。

5.0
0
crazy's7

白紙の妖怪

何者にでもなれる人、これから何者かになっていく人の「私」

 成長の途上にある思春期の少女と、自己を持たない不思議な妖怪のお話。  素敵なお話でした。ジャンルは現代ファンタジーですが結構ホラー風の味付けです。ドッペルゲンガーにも似た『カタナシ』という名の妖怪。不幸にもそれに出会い、また付け狙われることになってしまった主人公の、日常が侵食されていくかのような恐怖と苦悩。じわじわと迫る嫌な予感にハラハラしながら読み進めて、そして辿り着いた予想外の結末。ネタバレになるので触れられないのが残念ですが、この終盤の展開が本当に最高でした。  というわけで結末までは書きませんが、以下はややネタバレになります。  書かれていることというか訴えかけてくるものというか、いわゆる主題の部分が本当にストレートなのが好きです。爽やかな青春年代の日常と、その爽やかさと表裏一体の不安感。ともすればキラキラした明るいイメージばかりをもって語られがちな少年少女の『未来』は、でも当事者の視点から見たなら未踏の大地に一歩を踏み出すようなもので、つまり無限の可能性はそのまま先の見えない恐怖でもあるという、その成長期ならではの不安をそのまま体現したかのような設定。まだ何者にでもなれて、そしてこれから何者かになってゆく最中の主人公・真白は、真っ白いノートに期待を見出すほどには未来に対して前向きで、しかし同時に『私』というものを捉え切れずにいる。『私』を奪いにくる『カタナシ』の存在は、そのまま今現在の『私』というものがいかに不安定であるかを証明しているようなもので、つまり〝何者にもなれる〟ということは同時に〝何者でもない〟ということ、そう考えたならすなわち『カタナシ』とは——と、十代の頃に感じたあれやこれや、前向きな気持ちも重苦しい不安も含めて、そのすべてをそっくり具現化したような舞台装置が本当に綺麗でした。いや綺麗というかなんというか、ピタッとはまる感じが本当に好き。  懐かしくもみずみずしい感覚をうまく切り取った、真っ直ぐな青春物語でした。

5.0
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和田島イサキ

お前らは鬼龍院じゃない

一口でちゅるっといけてしまう一万文字

 見知らぬ他人になりすます行為を趣味とする主人公が、たまたまカフェで見つけた鬼龍院さんになりすました結果、鬼龍院さんが三人になってしまったお話。  面白かったです。本当に前の一行にまとめた通りの導入で、この時点でもうこんなの面白くないわけがないという予感でいっぱいだったのですが、その通り開幕から終幕まできっちり面白い作品でした。すごい。勢いっていうか流れるような本文の流麗さ、その醸す魔力がすんごい。気づけばすっかり幻惑されていて、一万字が一瞬の如しでした。魔法かな?  好きなところやいいところはそれこそ数え切れないくらいあるのですが、とりあえず冒頭がすごいです。内容的にはどう考えても布石、直接本筋そのものではない要は話の枕そのものなんですが、にもかかわらずものすごく惹きつける力がある。文章が走っているのもあるのですけれど、でも興味の誘導の仕方というか、読み手に「はてなんの話だろう?」と思わせる自然な話の組み立てがすごい。きっちり「主人公の趣味はなりすましである」というところに繋がるその流れというか。いや話の枕ってそのためのものでしょと言われたらそりゃそうなんですけど、この話ってその直後に鬼龍院さんが三人になるんですよ。そんなロケットエンジンみたいな話を書いているのにこの自然な助走から入って、しかも十分加速がついてるって、並大抵のことではない気がするんです。  あとはまあ、もう言うまでもないというかどうせ実際読んだ時点で嫌でもわかるんですが、文章の技巧。文体というか語り口というか、主人公の内面にぴったり寄り添った口語体の、きっちり一万文字ノーカットの長回し。一切つっかえるところがなく、スムーズかつハイペースに流れながらも(これだけでもう相当気持ちいい)、しっかり起承転結してくれる物語。なにより惚れ惚れするのが周囲の異常な状況に対する主人公の指摘、いわゆるツッコミ的な言葉や独白に、一切の余計な力みがないところ。どこまでも自然で、本当に作者の意図した通りに笑わされているとわかる、この作品にすべてを委ねる感覚の心地よさ!  最高でした。明るくテンポのいいコメディで、肩の力を抜いて楽しめます。とても面白い作品でした。

5.0
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和田島イサキ

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