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ジャンル:ホラー

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10文字怪談集

10文字の世界だからこそ、個人の体験によって感じ方や恐怖の度合いの違う面白い世界。

まず200も更新されていることが凄いなと思いました。 (あとから伺ったら、ノベプラは200までしか表示されないだけで、実際は400以上書かれておられました。) そして、きゃー!となる怖さもあれば、背筋が凍るようなものもあるし、ゾッとするものもある。 記念写真というのが好きなんですが、別れの宣告前なのか? と思いました。 怖さにはいろいろあるんだなあと、改めて恐怖の種類というものがいかに多彩なのか?  そして一言で呼び起こす恐怖というのは人によって感じ方、想像が違うからこそ面白く世界が広がるのだと感じました。そういったオリジナリティの溢れる作品を作り上げらることは凄いなと思います。小説などの創作物で、人を惹きつけるのは共感だと思うのです。そういう意味でも素晴らしい。 作品は赤い月まで拝読させていただきました。身近にあるのもが題材なのも凄く良いなと感じました。 人が想像できるものだからこそ、共感を得やすい。 凄く考えて作られているのだなと思いました。 そして10文字だからサクサク読めてしまうのけれど、読んで想像してページをめくるまで余韻が残る。 とても素敵な作品だなと思いました。 お奨めですよ。あなたも是非お手に取られてみてはいかがでしょうか?

5.0
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crazy's7

俺が投稿している無料小説投稿サイトへのコメントがおかしい

書いては消す、その意図が分からないからこそ気味が悪い。

 自作品に『通知』がきたのに、確認したときにはもうコメントが消えている。  そんなことが何度も続くうち、主人公はタイミングよく『コメント』を見ることができました。  けれど内容がおかしくて、これを書き込む人間の『正体』はなんだと考え、想像が二転三転していきます。  不気味な読者がもたらすものは何だったのか。  一読者の目線から見ても、このオチには背筋がゾワゾワとしました。  実際に作品を書かれている方々にとっても、こんな書き込みをする存在は、とても恐ろしいのではないでしょうか。 ◆  誰しもうっかり『誤操作』をしてしまうことはあります。  私自身、なろうでは意図しない数の★を押していたり、カクヨムではフォローしたはずなのに勢い余って逆に外してしまっていたり……。  しかし評価やブックマークならいざ知らず『コメント』に誤操作はありえません。  明らかに何らかの意図があって行っていることです。  その理由が分かったとき、一瞬ポカンとしました。  自分の好きな作品にこんなことをする存在が現れたらと思うと、より恐ろしかったです。  リアルに居そうな読者の行動が怖い、約3000字のホラー短編です。 ※2021/08/23 一部修正

4.5
0
mochi*(読み専)

それが造られた華だとしても

思惑と疑惑、秘密に翻弄される、緊迫のサスペンス

呪い人と呼ばれる生徒の周りでは不幸が起こる。そんな不気味な話が伝わる2年E組に、転校生の橘芽亜凛がやってくるところから、物語は始まります。 謎めいていて大人びた雰囲気を持つ芽亜凛は、文武両道の優等生。ところが、他者への態度はそっけなく、仲良くしているのはクラス委員長である百井凛のみ。彼女たちが仲を深めていく傍ら、二人と何らかの形で接した人が行方不明になる、亡くなるという、不穏な事件が起こり始める。 凛の幼馴染であり、全体を通しての重要人物である望月渉は、一連の出来事に転校生が関与しているのではと考え、疑い始めるが、芽亜凛の反応は謎めいていて振り回されるばかり。増えていく犠牲者の数を食い止め、加速する事件を解決すべく、芽亜凛とのことで衝突しながらも渉と凛は奔走するが――その裏では、悲劇に終止符を打つための戦い、駆け引きが繰り広げられていた。 事件の原因は何なのか? 呪い人とは何なのか? 作中の大きな謎は主にこの二つですが、それ以外にも多くの謎が散りばめられており、とにかく先が気になります。急速かつ衝撃の展開に翻弄され、登場人物たちの傍にいるかのような臨場感、緊張感を味わいながら読めるサスペンスです。

5.0
0
葉霜雁景

叫ぶ家と憂鬱な殺人鬼(旧ver

すれ違いが産む恐怖。真実を知ったとき新たな展開が⁈

【物語は】 とても面白い始まり方をする。なんと変わった視点から物語は始まっていくのである。しかしこれは序章とあることからも、大事な発端と言える。何故呪いの家となったのか、その発端が描かれているのだ。発端を読み、本編を読み進めると、すれ違う”心理”とは実に面白いものだなと感じるだろう。ホラーの中にユーモアを感じる物語。一体、この先どう展開されていくのだろうか? 【主人公と家と友人】 確かにこの物語はホラーであり、サスペンスではあるのだが、前述したようにユーモアがあり笑ってしまう部分もある。しかしそれは、突飛だから面白く感じるのだと思う。笑いというのは、限度を超えた時に起きやすいからである。 つまり、想像を超えるという意味合いだ。 この物語は、家の叫びの意味を知る読み手、意味を知らない主人公たちというバランスによって、怖さと面白さが入り混じっている。これは日常でも起こりうることであり、コメディに使われている技法の一つでもあると思われる。 それはどういうことかというと、”森のくまさん”という歌に例え、考えていただくと分かりやすいだろう。くまは落とし物を届けたい一心なのに、主人公はくまに襲われると思い、逃げようとする。つまり善意と恐怖で想いが噛み合わなくなった時、それはホラーであり、すれ違い系のコメディは産まれるのではないだろうか。 このようなタイプのすれ違いがこの物語の中でも起こっている。そのため、怖いけれど笑えるという部分もあるのだ。 【世界観・舞台の魅力】 世界観設定がしっかりしていて、独創性にすぐれた作品である。 小説の設定や世界観説明は、丁寧なことに越したことはないと思うのだが、あまり丁寧過ぎても読み手の気持ちがダレるということが起きる。早く本題に入ってよ、という状況のことである。 しかし、この物語というのは丁寧に描かれているのにも関わらず、そのようなことは起きない。むしろ、どんどん話にのめり込んでいく。 それは人物の設定や世界観がしっかりしているからであると思われる。 この物語での主要人物は二人。 一人は、主人公であり呪いの分かる人物。そして幽霊の見える主人公の友人。この二人がタッグを組んで、事件に向き合っていく物語。 設定がとても変わっており、片方だけの時の状態と二人で力を合わせた時で、できることが違うように感じた。力を合わせることにより、その個々の能力(?)が活きてくるのだ。 【ミステリーもののような進み方】 事件の紐解き方が、ミステリーものと同じように論理的である。すなわち、とても分かりやすいということ。しかも一ページの文字数が、意外と多いことに気づいて驚く。あっと言う間に一ページが読めてしまうからである。とても巧い話の流れであり、展開の運びであり、飽きさせない物語だなと感じた。 【物語の見どころ】 すでに呪われていて、不運に見舞われている主人公が、更に呪いの家に呪われるところから展開されていく。 序章では、何故呪いの家となったのかがすでに明かされているスタイル。物語が進むにつれ詳しく明かされていくのである。 そしてこの家が、自分を呪った(?)目的に主人公が気づいた時、物語は新たな展開を見せていく。これはとても面白い構成である。 通常呪う方が人間の場合、話を聞くという流れになるのことが多いと思う。しかし、この物語では家というものが対象なため、自分で原因を探っていかなければならない。 物語は事件を紐解くために、更に深みを増していくのだ。その紐解かれ方は淡々としたものではなく、ドラマで再現のようなスタイル。全体的に飽きのこない物語だと感じた。 この事件を解決に導くことになる二人は個性豊か。そして主人公がとても論理的であるため、モノローグの部分が非常に分かりやすく、のめり込みやすい。 あなたもお手に取られてみませんか? 主人公は自分にかかった呪いを解くことができるのか? 何故、家は呪いの家となってしまったのか? その目で是非、確かめてみてくださいね。お奨めです。

5.0
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crazy's7

異形『怪』道中

時代らしさに拘りを感じ、モチーフには親しみやすさを感じる作品

【物語は】 ある診療所を舞台に幕を開ける。選び抜かれた表現で時代らしさを醸し出しているのが、印象的な作品だ。主人公が開業医をはじめた経緯などが、モノローグによって描かれている。 時刻はとうに夜中を回っていた。そんな折、主人公の思考を停止させるように、扉を叩く音が。格子戸に映った姿、時刻が時刻であることもあり彼はゾッとするのだった。 【物語の魅力】 時代らしさに力を入れている作品。冒頭では、ある出来事が描かれている。匂わせで終わっているが、これは何かの伏線なのだろうか? 明確な何かは書かれていないが、冒頭に日付が書かれていた為、恐らく過去の出来事だろう。この出来事が以降、彼の人生にどう関わって来るのか気になる点である。 一話の終わりから続く二話。繋ぎ方が巧いと思う。この物語はミステリーを思わせる部分があり、ホラーとミステリーは方向性が似ているということに改めて気づかされた。 ホラーとは”何か分からない”から怖いと感じるもの。ミステリーとは”何か分からない”から好奇心をそそられるものである。 特にこの作品は、時代らしさに拘りを感じるため話にのめり込んでしまう。表現だけでなく、空気感も良い。時間に常に追われるような現代社会の雰囲気ではなく、勤勉、真面目といわれる日本ながら、融通が利くと思われる部分があるのでそう思わせるのだろうか。 【登場人物の魅力】 主人公の性格はとても分かりやすく言動に表れており、周りの者からも彼についての印象が語られている。よく出てくる登場人物は四人となるのだろうか。主人公が世話をするようになった少年は、とても変わっており、食対して執着がある。どんな理由からそうなってしまったのか、気になる部分だ。 もう一人は、主人公の部下であり、主人公の気性などについてもよく知る人物。だからこそ悪戯と呼べることができるのではないだろうか? そのため作中ではコミカルに感じる部分もある。 そんな三人にアクセントを加えているのが、通いの家政婦の役目も兼ねている看護婦(補足*2002年3月より看護師と統一されている)。 個性的な三人な為、バランスが面白いと感じた。ユーモアも感じる作品である。 【作品の見どころ】 やはりその時代らしさに拘りを感じる。表現の仕方、言葉遣い、時間の流れ方など。そこに加えて、登場人物それぞれの個性も際立つ。 作中に登場するモチーフが、馴染のある物であるところは親しみやすい。 例えば、人魚の肉にまつわるエピソード。食べると不老不死になるという”伝説”は、一度は耳にしたことのある人は多いのではないだろうか。 検索をしてみると『人魚の肉を食べて800歳まで生きた娘』という記事が出てくる。この八百比丘尼(やおびくに)は、日本の伝説上の人物。特別なもの(人魚の肉など)を食べたことで不老長寿を獲得した比丘尼である。【web調べ】地方によって呼び方が違うが、それだけ各地に残されている伝説という事になる。 このように、多くの人が何となくでも耳にしたことのあるモチーフを扱い、それをオリジナルエピソードへとしている部分も見どころであり、魅力だと思う。 この先、彼らはどのような事柄や事件に遭遇していくのだろうか? あなたもお手に取られてみませんか? 彼らのその先を是非その目で、確かめてみてくださいね。 おススメです。

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crazy's7

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