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山に愛された姫 ~都市での生活はうまくいかないけど~

彼女は一体この先どんな人生を選択していくのか?

【物語は】 主人公が実家で、植物の世話をするところから始まる。人と深くかかわるのが苦手で、就職先を退職してしまった彼女。人と接するのは苦手な人も多いが、彼女はそれだけではなく少し変わった子供だったようだ。回想にて、その不思議な思い出の一部が語られていく。 【主人公の想い】 主人公の性質をどう捉えるかで、彼女への感じ方や考え方が変わって来ると思われる。仕事がしたくても、人間関係が元で続けることが出来ない。働かなければ、と思いながらも先のことを考えてしまい、それに向かってポジティブに考え行動することが出来ないとしたら? そして理解者がいなかったならばどうだろうか。 親であっても話すことが出来ないのだろうと感じた。いや、親だからこそ言えない可能性もある。主人公の心境は複雑だと思う。 彼女は自分が他の人と違っていても、”普通”を生きようとしていた。そして”普通”の人生を歩めると信じていたのではないだろうか? 【主人公に訪れた転機】 主人公はテレビで放映されている、ある旅番組で映し出された田舎の風景に心惹かれる。思い立ったが吉日と言わんばかりに、主人公は2泊3日の宿泊の準備をすると現地へ旅立ったのだ。 なかなか、先の人生を決められなかった主人公のこの行動は、この地にどれだけ惹かれたのか分かりやすい部分である。 【予感・非日常へ】 主人公には、1年に1、2度見る夢があった。それを目的地への移動の最中に見ている。この夢がどう繋がっているのかは、この場面ではわからないが、このタイミングで見るというのには、何か意味がありそうだ。 主人公は心惹かれるまま、目的地を目指す。そこで彼女が目にしたのは、いままで見たことのないものだった。 (ネタバレになるので詳しくは書けないが) 【世界観・物語】 目的地に着くと、その土地について語られていく。歴史や山に愛された姫とはどんな存在なのかを。 この物語は、単に人間の世界に順応できなかった主人公が、他の土地で生きるというような話しではない。自然に触れ合うことにこそ意味を持つ。何が出来るようになるのか、詳しく話すことは出来ないが、それが出来るようになることで、彼女にある役割というものが出来ていく。 これがこの後、どう彼女の人生に作用していくのかは、先まで読まないと分からない。しかし、心惹かれた場所に行ったことによって、彼女は少しづつ変わり始めているように感じた。 この物語は、詳しく話すとネタバレにあたる部分が多い為、抽象的に書くことしかできないことが難点である。 【物語のみどころ】 主人公は、人間の世界(社会)に馴染むことが出来ず、就職からたった1年で会社を辞めてしまう。しかし、そうなるまで”普通”の幸せが自分にも訪れると信じていた。子供の時から、変わっていると言われていても。 そんな彼女が心惹かれたのは”たまたまテレビで観た田舎の風景”。しかし、予感はあったのだ。夢というものの中に。 それでも、この土地自体に繋がりを持たない彼女が現地で、ある者たちと出逢う。この出会いが、彼女を少しづつ変えていくことになる。彼女にとって生き辛かったコンクリートの世界から、自然界へ。 そして、この土地で役割を見いだしていくのではないかと感じた。 あなたもお手に取られてみませんか? 人によっては、彼女の悩みに共感を持てるかたもおられると思います。彼女が、一体この先どんな人生を選択していくのか? ぜひ、その目で確かめてみてくださいね。お奨めです。

5.0
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crazy's7

仮面の王と風吹く国の姫君

これは大きな陰謀の始まりに過ぎない⁈ その先に待ち受けるものとは?

【物語は】 主人公が危なげな吊り橋を渡るところから展開されていく。王の妹でありながら粗末な身なりで、しかもたった一人で渡らなければならない。何ゆえこんなことになっているのだろうか。そこには事情があったのだ。 この婚姻は果たしてうまく行くのだろうか? 隣国(嫁ぎ先)の城に辿り着くのだろうか? この政略結婚の背景とは一体。 【世界観・舞台・物語】 政略結婚とはいえ、両国の関係は悪くはない。 何かの陰謀に巻き込まれているのか、何か良くないことが起きているのか。果ては誰かの策略なのか。そんなことを思わせる始まりであり、主人公が理不尽に感じたり不満を持つのも仕方ないと感じた。 他にも隣国への道はあるようだが、最短距離がこの吊り橋。話しの様子から思った以上に長く、その形状ゆえに思った以上に時間がかかると思われる。つまり、細くて大きく揺れる、危ない釣り橋なのだと想像した。 輿入れとは嫁ぐこと。この物語では、その時間帯も遅いとある。益々何かあるのではないかと思わせる部分だ。大変な思いをして渡った先で、待ち受けている者も彼女を不快にさせたようである。 あらすじにもある”花嫁が一人で吊り橋”を渡る。通常花嫁ならば装飾品の類などを見につけたり、着飾ったりするものだが、”何も持たずに輿入れするように”と指示されている。その理由は、なんだろうと考えさせられた。 それは重さがあると橋を渡るのが大変だからなのだろうか。最初に考えたのはそういう理由である。彼女が橋を渡る途中で、あるものを脱ぎ捨てたことを考えると、その線が濃厚と感じたが、他にも何か理由がありそうだ。 【登場人物の魅力】 主人公は恐らく、王家の者ならばこうであるという感覚を持つ人物。階級があれば、その階級での常識的な考え方というのがあると思う。彼女の境遇については後程明かされていく。(階級制度を推奨しているわけではありません) 主人公の視点により話が展開されてくため、彼女の得た情報でしか、状況を把握することができない。当然のことながら、読者も何故こんなことになっているのだろうかと、いろいろと憶測してしまう。理由が直ぐに分からない為、非常に好奇心を持続させることのできる展開だと感じた。 そして段々と明かされていく、主人公と政略結婚の背景。他の国との関わり合いについても明かされ、物語に深みが出てくる。その部分までは主に”何故”が多い。 あらすじから想像できるが、主人公には兄がいる。そして正体不明の王に嫁ぐことになり、吊り橋の先の展開からもう一人加わることが分かっている。 この三人の関係は一体なんだろうか。そこが物語において、初めに繋がる糸なのかもしれない。主人公と共に道中で知っていく嫁ぎ先の国のこと。 感情移入しやすく、主人公の立場に立って読むことのできる物語だと感じた。 【物語のみどころ】 現時点の公開部分まで読了(P17)。物語はまだ序盤だと思われる。主人公は、訳が分からぬまま政略結婚に応じ、指示されるまま隣国へ向かう。 しかしその指示の内容は、とてもじゃないが姫でなくとも耐えうるものではなかった。当然、不満は出る。 どうしてこんな扱いを受けなければならないのか。どうしてこんな事態になっているのか。 その事については徐々に明かされ、何かに巻き込まれていることを知る。これが命の危機を回避するためだと理解すると、主人公に対し、同情とともに激励したいという気持ちが湧いてくる。 事情がゆっくりと明かされていくため、とても読みやすく理解がし易い物語だと感じた。主人公と同様に、話を聞いているような気持ちになるのである。物語はまだ、城に辿り着いていない状況。この先一体どんな展開が待ち受けているのか、とても楽しみな作品だ。 あなたもお手に取られてみませんか? 飛んでもない状況から始まる物語。その背景を知った時、これは何か大きな陰謀の始まりに過ぎないと感じるでしょう。この先に待ち受けるものとは? 是非、その目で確かめてみてくださいね。お奨めです。

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crazy's7

殴り聖女の彼女と、異世界転移の俺

「殴りプリ」というパワーワードと色々バグってる世界、好きすぎる

「殴りプリ」というパワーワードで爆笑しながら追いかけていた作品。 ホラ、ゲームやったことある人は分かるよね? 後方支援職なのになぜが前線で殴りながら回復しちゃう永久機関装置、そう、それが「殴りプリ」。 しかもバフがバグってて最強が留まる所を知らない! 「サーシャ、普通のプリーストは、ひとりで〇〇〇〇〇〇〇したりしないんだよ……」 さて、期待値MAXで第一話へ足を進めると……待っていたのは女神です。 凄く……タマネギです。 もうここから読者は皆、女神テットゥーコ様の虜になります! 罪な女です。毎話毎話、テットゥーコ様成分が欲しくてジャンキーのようになります。 私はなりました。危険な小説です。 そしてどんどん出てくる魅力的なキャラクター達。 もちろんバグってます。 そして「ラブコメ」ですが、ほぼ「コメディ」です。 でもちゃんと「ラブ」してます。 でももどかしいんだよぉおおおんんん!とここでも読者を悶えさせます。 突如差し込まれる「ラブ」成分と「飯テロ」!楽しめる要素満載! おや? こんな話をしていたら女神テットゥーコ様の部屋への扉は開かれたようです。 行ってらっしゃいませ。フフフ……。

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つーちゃん「まおホス!」@小説家になろうノベプラたいあっぷ

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