ユーザー登録・ログイン

新規登録

ログイン

作品

レビュー

登録/ログイン

その他

オノログについてFAQ利用規約プライバシーポリシー問い合わせユーザー管理者Twitter
レビューを投稿
書籍化
コミカライズ原作
ジャンル別
サイト別
サイト関連
運営している人

@オノログ

検索条件

最低文字数:259952

Page487

条件をリセット
詳細条件で探す

僕と彼女と実弾兵器(アンティーク)

未完結が本気で悔やまれる作品

軽いノリな登場人物たちだが、それでいて内容はしっかりSFしてる。 最初はその軽いノリに驚かされるだろう。そこで合わないなと引き返す人もいるかも知れない。 でも待って欲しい。ちゃんとSFしてるから。 電脳プラグラミング技術。通称ビッショプ。 最初はドア一つ明けられなかった主人公の脳に、ビッショプを上書きするオーバーライドシステム。 サルベージ(壊れた宇宙船などの回収屋)を生業にしている赤毛のヒロインのマール。 特別なAIを搭載した小梅(主人公命名) そんなユカイな仲間たちと共に人類のルーツ「地球」を探す旅に出るという物語。 その途中で「ライジングサン」という輸送会社を立ち上げる。 そんな中で次々に仲間が加わっていく。 失敗したことがないという、なんでも屋の童貞アラン。 帝国軍にNOを言って唯一生きている男ファントム。 見た目ただの猫だけど、普通に喋って戦闘機を駆る宇宙人キャッツの皆さん。 二足歩行ロボットに乗るマフィアのベラ。そしれ彼女が率いるマフィアんコープの皆さん。 そして、そんな彼らの前に立ちふさがる、アウトローやコープ、人類共通の敵。通称ワインドとの戦闘は本当に本当に熱いです! ただ残念ながら、これから謎が次々に明らかになっていくという過程で休載という…… 好きだった作品だけに休載が本気で悔やまれる作品です。 途中まででも良い。良質だけど軽いSFが読みたい人には是非、読んでほしい作品です。

5.0
2
キノ

(ただいま、休止しています)ギーグ

一匹のゴブリンが、一人のゴブリンになる物語

 まず、この作品の素晴らしい点として、神々の凋落という文明の発達とともに発生した問題と、近年の過度なゴブリンへの憎悪的思想を織り交ぜつつ、今の社会にも通じるような物語へと昇華させているのである。  個人的に現状のゴブリンを性犯罪のメタファーとして扱う姿勢は、アメリカ社会が抱える「奇妙な果実」と映画における「白人女性ばかりを狙う怪物」を日本でも(そうとは知られずに)伝播してしまったことによるものだと考えられる。そのため、安易なそのような描写の作品は苦手であった。    しかし、この作品はそうではない。凋落し、人間の負の面を一身に背負い、世に蔓延る悪の化身となったゴブリン 。その中でもギーグはゴブリン 社会、そして自分自身について深く考えていくようになる。常識を疑い、自分と向き合う姿勢は現代人よりも遥かに人間らしい。  それから彼は、負の面しか持たなかったゴブリンのもとを離れ、人間たちと行動する中で人間の善や悪、美や醜、秩序と混沌といった矛盾する性質を知るようになる。人間は善なるものだから素晴らしいという(カルトめいた)人間至上主義ではなく、矛盾する性質を持つから素晴らしいというギーグの考えには脱帽だった。  彼が一匹のゴブリンから、一人のゴブリンになるまでを見届けたい。そう思える作品だった。

4.5
0
鯨ヶ岬勇士

最近の「いいね!」

小説家になろう恋愛連載:119話完結

美醜あべこべ世界で異形の王子と結婚したい!

男性のみ美醜逆転の異世界に美少女イケメンハンター出陣します!

前世で喪女だった後悔からイケメンにガツガツの肉食系女子となった美少女主人公。前世含めて一目ぼれした異形と言われるほどの美少年(前世観)にアプローチをしてさっさと婚約者候補に収まり、誰も寄せ付けないいちゃらぶカップルになります。 外面もよく美少年に目がないですが、自分主観で醜いからと嫌うことはありません。恋愛対象ではなくてもちゃんと人として接する、人として優しい女の子だからこそ素直にその恋路を応援することができます。美少年と付き合うためにしていた善人の外面がよすぎてまわりからは誤解されてもいますが、そこも美醜逆転独特の笑いポイントとして楽しめます。 義理の弟を可愛がったり、不遇なイケメンも多数出てきて、乙女げー系小説っぽい世界観な感じですのでさくさく読めて最後まで一気に楽しめます。 ヒーローにも秘密がありちゃんと後々秘密を打ち明け合って、主人公が面食いなのも全部わかってもらって思いあうラブラブ小説です。 最後までぶっとんだ美醜観によるドタバタギャグが楽しいですし、完結済みなので一気に最後まで楽しめます。 世界観も楽しくもたくさんのキャラクターもそれぞれ個性がありいい人が多く、美醜逆転好きだけではなく乙女ゲー系の愛され主人公恋愛物が好きな人にもおすすめです。

小説家になろう恋愛連載:154話

絶対呪ってやるからな!【番外編更新中】

暴走沸騰系女子・メイジーによる!拳で☆母を探して。 第一の手段候補は呪いのモトを手に入れる事から

下町で元気に給仕に励む母子家庭の子メイジーは、サバサバした赤毛美人。だがある日突然、下町を謎の高級馬車が走り去った後、家の部屋は血だらけで、もぬけのから。どうも母は攫われたらしい?メイジーは誓う。絶対許さない!下町の隣人たちの諫言をお供に、ちょっぴりニワト…たんじゅ…激怒したメイジーはノンストップで暴走を始める。貴族にツテ?下町にあるわけないじゃ無い!そんな時は呪いがマストって聞いたわ!材料を取りに行くわよ!← これは、たいがい拳で解決しようとする(注・うら若き女性です)メイジーをひょんな事で知り合った美麗な兄と妹が必死に止める?物語。 竹を割りまくってもうスパーン!スパーン!言ってそうなメイジーが爽快。 悩んでる事が小さくかんじる…よしがんばろ!と思わせてくれる、ストレスが飛んでいく小説です。2024年3月中旬の更新ここ数話で、お母さまと再会した今が読み始めるチャンス!

小説家になろうヒューマンドラマ連載:88話完結

目的は生き延びること

展開は重めだが、『物語』として面白くて一気に読み終えた。 最終的にヒロインに想いを寄せる相手が、半分血のつながりのある義弟と、そうとは意図しないままヒロインを追い込んで、心と体に傷を負わせる原因を作った婚約者の王子の2人なのが、ああーーー……という気持ちに。 恋愛ものではないので、二人とヒロインがどうなるかは描写されないまま終わるが、個人的には義弟派。