創生の巌 ~ 武蔵野今昔がたり
- 作品更新日:2020/8/1
- 投稿日:2022/5/17
君に振り向いてほしいから
- 作品更新日:2022/5/16
- 投稿日:2022/5/17
ホーテンダリアの眠る夜
- 作品更新日:2018/5/20
- 投稿日:2021/8/18
イーデルト・クローデリアと夜のおはなし
異貌ゆえに貴まれ、同時に忌避される娘イーデルト・クローデリア。彼女は十五になった年に、身の行く末を定めるために訪れた三つ目の神殿で、唯一拒絶せず、また答えも与えない夜の盟主と出会います。 夜の炉部のようにゆったりと流れる時間と描写、二人のやりとりが心地よく、読み終えてとても幸せになれる、優しい気持ちになる童話のような、神話のような、そんな物語です。
- 作品更新日:2022/9/13
- 投稿日:2021/7/10
麒麟
- 作品更新日:2020/2/18
- 投稿日:2021/8/18
ユニコーンの乙女
- 作品更新日:2020/2/18
- 投稿日:2021/8/18
アルマナイマ未踏領域
- 作品更新日:2019/2/2
- 投稿日:2021/8/18
祖父の暗室
食指の動くままにあれもこれもと読み漁っていると、「とても良い作品で、ないしょにしておきたいけれど、人にもおすすめしたい。なのにどこが良いのか、どう良いのかの言語化が難しくて、『良い作品だからとにかく読んでみて』としか言えない」という、扱いの難しい隠し玉的作品に時たま当たるのですが。この作品はそういったものの一つ。 祖父の道楽の暗室、通夜や葬儀のもようや回想を通して、主人公が知らなかった亡くなった祖父と家族の機微が、静かに、少しずつあらわになってゆきます。 そうしてそこに見えてきた景色を、私はとても、「ああ、人間だなぁ……」と感じ、深く惹かれました。 じんわりとしみいるような物語を噛みしめました。 丁寧に紡がれたこの物語は、わかる方にだけ、読んで欲しい。そんな風に思わせられる短編です。
- 作品更新日:2017/11/28
- 投稿日:2021/9/1
炎の美女と湖の獣
- 作品更新日:2020/1/26
- 投稿日:2021/12/7
ストロベリーポップキャンディー。
嵐の中、雨に濡れて学校へ到着した高校生ハル(五十嵐晴)に、突然話しかけてきたクラスメイトの少女(十時楓)。 今まで接点もなくハルに注意を向けてくることもなかったはずの彼女は、彼に友だちになって欲しいという。 けれどハルはすげなく拒絶する。彼女に、「嘘つき」と言葉を投げつけて。 ハルの強い拒絶の底にあるもの。「風と木って、似てるよね?」という、十時楓の奇妙な言葉の意味。その二つがわかった時、物語は読者であるこちらへ、長く引き攣れた痛みの、爪痕を残していく。 巧みな構成と譬喩による暗示を駆使して書かれたこの物語は、流し読みではその真の味わいはわからない。ぜひ読みこんでみてほしい作品。
- 作品更新日:2016/4/15
- 投稿日:2021/7/11