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カクヨムファンタジー連載:238話完結

ダレカノツゴウ ~勝手に異世界召喚で魔王にされたけど私は士官学校で青春したい~

厳しい両親は自分達の思うような結果が出せなかったマサトを見限り事実上捨ててしまう。 そんな彼が異世界転移を果たすがなんと瀕死の魔王に体を差し出せと言われ無理矢理乗っ取られる。 それから3年の時を経てなんと魔王は消滅し力だけ残してマサトまさかの復活! くるか快進撃! 無双! と思いきや魔王らしくあれとまさかの教育スタート。両親のがかわいく思えるほどの教育にこうなったのは自分が悪いのだと考え出すマサト。 きっかけは奴隷の女の子を助けたとき。その子がマサトのことが心配だというその言葉。 マサトがマサトという人間を認識した瞬間、世界に色が付き始めたようなそんな感じを受けました。 この物語は1人称視点で、~です、~ます、~でした。といった丁寧な語り口調で語られます。これが真面目なマサトらしい。 そして登場人物も一癖も二癖もあり、真面目な語り口調やマサトとの温度差がいい感じで笑わせてくれます。 王道のようでどこか違う、マサトの行く末を見守っていきたいです。

5.0
  • 作品更新日:2021/7/18
  • 投稿日:2021/8/11
ノベルアップ+ミステリー連載:4話完結非公開

猫の名探偵 ~消えた鰹節~

廃車を住みかにする野良猫の肉三郎。嵐の夜、親友サイモンが命からがら彼に助けを求めやってくる。  割烹料理店で厳重に管理されていた一節の鰹節が消え、そこで飼われているサイモンが疑われ追い出されたのだと言う。  面倒ごとに首を突っ込むのは面倒だが親友の頼みなら、やらないわけにはいかない!  『猫の名探偵 肉三郎』、彼が暴く真実とは!?  ☆ ☆ ☆  猫目線で進む物語は、人の視線と違い自分が猫になったような新たな世界を見せてくれます。  人間にとっては、物が無くなった=猫がやったで済む問題かもしれませんが、疑われた猫にとっては一大事!  読み進めると「しっかりしてくれよ人間」って言いたくなるかもしれません。  そして最後まで読むと「おいっ!」って突っ込みたくなるはず。最後まで楽しませてくれる作品でした。

5.0
  • 作品更新日:2021/8/1
  • 投稿日:2021/8/5
ノベルアップ+ミステリー連載:8話完結非公開

猫の名探偵 ~ネコジャラシ迷宮~

 野良猫の『肉三郎』は名探偵、所謂、『猫の名探偵』である。  夏を思わせる暑さは、肉三郎にある夏の日の出来事を思い出させる。  今の彼がいるのは、その出来事あってこそと言っても過言ではない。風にそよぐネコジャラシの音色は、儚くも優しい物語を今でも奏でる。  ☆ ☆ ☆  前作『猫の名探偵 ~消えた鰹節~』の続編で主人公の猫、肉三郎の過去のお話です。  人間から見たら気楽に見える野良猫にも、思いはあるわけです。今回も猫から見える世界はとても新鮮で、人からは見えない物や価値観に魅せられます。  そして推理冴える肉三郎の活躍に、彼が渋くカッコいい名探偵なのだと納得するはずです。  肉三郎を中心に広がる猫の世界、一度覗いてみませんか?

5.0
  • 作品更新日:2021/8/7
  • 投稿日:2021/8/14
ノベルアップ+ミステリー連載:7話完結非公開

猫の名探偵 ~幻影金魚~

 猫の探偵シリーズ第三段!!  今度の謎は金魚鉢から消える金魚。  ただ消えるだけなら犯人を探して事件解決だっただろう。  だがなんとこの金魚鉢、金魚が消えるだけでなく増えるのだ!? まさに幻影金魚!  人間にも分からないこの謎に猫の名探偵『肉三郎(にくさぶろう)』は挑む!  ☆ ☆ ☆  猫の目線になれるのがこの作品の楽しいところの一つなのですが、猫同士の掛け合いが軽快で面白いです。  そしてこの掛け合いも猫目線なので、読んでいて猫から見たら人間の行動や使っている道具は、そんな風に見えるんだとクスっと笑いつつ、その目線に斬新さを感じます。  冒頭の猫の会話から楽しめると思います。もちろん猫らしく解決する、名探偵肉三郎の活躍も楽しめます。  オススメの作品です! 

5.0
  • 作品更新日:2021/8/17
  • 投稿日:2021/8/18
ノベルアップ+ヒューマンドラマ連載:27話完結

六畳一間。幽霊つきっ ~部屋を借りたら幽霊少女もついてきました~

 主人公である高校生の誠(まこと)が引っ越しをするために入ったおんぼろアパートの206号室。両親の都合で一人暮らしをすることになり、借りたアパートには先客が!?  それは六畳間に佇む少女。ただし足はついておらず宙に浮いている。幽霊じゃないと言い張る白いワンピースの幽霊に取り付かれる誠は、流れで彼女の素性を探ることに。  どこからどう見ても幽霊なのに凄く明るい優羽(ゆう)と誠のボケとツッコミが軽快で楽しいのですが、さらに個性豊かな仲間が集まりその面白さは加速していきます。    そんな愉快な仲間たちと楽しい日々を過ごし、笑わせてくれながらも物語は着々と真実へ向かって進んでいきます。そして優羽の素性の謎を解いたとき見える真実とは……  これをただの幽霊とのラブコメではありません! 驚きと感動と笑いに満ちた物語の真実を是非、読んで確かめてください!!

5.0
  • 作品更新日:2021/8/15
  • 投稿日:2021/8/14
ノベルアップ+ヒューマンドラマ連載:10話完結

霧の町

『新島 葉月』それが彼女の記憶であり、自分という存在を確立する唯一の持ち物。  葉月の存在だけでなく、彼女が気が付いた霧に包まれた見覚えのない街の存在が、より一層あやふやさと言い様のない不安を煽ってきます。  そしてこの物語のを知る上で『理由』『願望』『真実』この三つの道を進む必要があります。その先に見え、知ることになる現実を見てあなたはどう思うでしょうか?  きっと色々な答えがあると思います。でも、なにが正解なのかなんてないのでしょう。  新島葉月の真実を、選択を最後まで見届けて欲しいです。  ☆ ☆ ☆  深い霧の中をさ迷う不安な感じが、綺麗にまとまった文章が鮮明に伝えてくれるので、新島葉月の視点で見ているような感覚で読めると思います。  霧が晴れていき真実に近づく感じがドキドキさせてくれ、続きが気になり一気に読んでしまいました。  文字数も七千字未満で読みやすい量ですが、読みごたえはあると思います。  読み終えたときに色々と考えさせられました。あまり書くとネタバレになってしまうので、是非読んでこの物語の結末を見ていただきたいです!

5.0
  • 作品更新日:2021/11/4
  • 投稿日:2021/8/27
カクヨムファンタジー連載:122話

物語終了課

作家の皆様方、書きかけで未完の物語がありましたら、文部科学省 物語終了課までご連絡下さい。 連絡されましたら係の者が向かいますので指示に従って下さい。未完の物語は暴走し人を飲み込むことがありますので取り扱いには注意が必要です。 そうこれは物語を終わらせる為の公務員の奮闘(涙あり、笑あり)の物語。終わらない物語の数だけ彼らの物語も終わることはないのです。 物語を完結させる難しさを面白、楽しく教えてくれます。あの手この手で物語を終わらせようとするのが本当に面白い! なるほどこんな方法が!? と驚くこと間違いなしです。もしかしたら執筆の参考になるかも!? 主人公の本間さんを中心に公務員ならではの苦労や私生活の悩み、恋愛に家族愛なんかも含め、面白エピソード多めで楽しませてくれます。 では作家の皆さんはこの物語を読んだらすぐに執筆を開始して、完結へ向けて頑張って下さい。公務員だって人間ですから、彼らを休ませてあげないといけません。 おっと、でも『夢オチ』は使わないで下さいね。あれ、大臣の承認がいりますからね。 ここまで書いておきながらミカン色の髪の子とミカンしたいなって思うんですよね私は……。 読み専の方は物語を終わらせれない作家と、終わらせようとする公務員の戦いを楽しんでください。きっと笑い転げてしまいますよ!

5.0
  • 作品更新日:2022/6/1
  • 投稿日:2021/8/10
カクヨムファンタジー連載:62話

暗黒騎士の大逆転

禍々しい漆黒の鎧を全身に纏い、兜から覗く赤い目。瘴気を周囲に放つ。 その姿から人々は『暗黒騎士 デス・ザニバル』と恐れを抱きながら呼ぶ。 戦いが終結した世で、和平の道を切り開いた功績を称えられたときデス・ザニバルは地響きのような恐ろしい声でこう言うのだ。 「和平なんて認めないんだもん。俺は血に飢えているんだもん!」 ここからは色々あって辺境の国の領主となり、新たな出会いをしていくわけです。 あらすじを読めば、デス・ザニバルの中身も分かりますが本編を読んで確かめて欲しいです。ギャップに悶えること間違いなし! とだけお伝えしておきます。 圧倒的な力を誇るデス・ザニバルですが、一章での戦闘に至るまでの言動も見ていただければ単なる最強系主人公ではないと思わせてくれます。それに戦闘シーンもスケールが大きく圧巻です! まだ始まったばかりの本作、思わずクスリと笑ってしまう文章の中に時々差し込まれる濃厚なストーリの影。今後の展開に期待大です!!

5.0
  • 作品更新日:2022/3/13
  • 投稿日:2021/10/9
カクヨムファンタジー連載:191話完結

魔法少女とゾンビと外宇宙邪神と変身ヒーローと弩級ハッカー、あと俺。

タイトルの通りです。ゾンビと魔法少女に外宇宙邪神と変身ヒーローと弩級ハッカーが、俺こと草薙慎吾を中心に集まってきます。 これだけの要素を詰め込んでいるのにスマートにまとまっていて、話もサクサク進む構成はお見事だと思います。 序盤から魔法少女との絡みに溢れるゾンビ、これに悲観的になる草薙慎吾ではなく、割り切れるものはきっちり割り切り、人の死も次々と起こる事象も淡々と受け入れてしまう故に無駄がないわけです。 人類存亡の危機といってもいい事態、つまりは死と背中合わせの世界。さっきまで話していた人が数分後に死ぬのなんて当たり前。 そんな環境で年頃の男女がいれば強く惹かれあうのは当然ですね。 ただこうした男女の絡みに関しても文章の内容は際どいのに、草薙慎吾が冷静に語るので、くどくないです。 こうして書くと冷酷な主人公に見えますが、話が進んでいくうちに何となく考え方変わったかな?と思える描写もあり、小さな変化を見つけていくのも楽しみの一つです。 この混沌とした世界がどうなるのか、目が離せません! 一話が千文字程度でサクッと読めて話もしっかり進んでいきます。ぜひとも御一読を!!

5.0
  • 作品更新日:2021/11/27
  • 投稿日:2021/10/10
ノベルアップ+ファンタジー連載:18話完結

気狂い少女と犬の騎士 I -The little, little wish- / ―コボルトの騎士が拾った少女は、殺戮の獣だった。ヒトの善性は獣に勝るか。

 人は追い詰められたときにこそ、真の姿を見せるものなのかもしれません。  その姿は自分も知らないもので、果てしない残酷さを持っていたりして、知りえたところでそのことに向き合えないかもしれません。  人の醜さ、残酷さを突き詰めていく先に、ある種の美しさが花開く。そんなことを考えさせられました。  物語の主人公、人の体に犬の顔をもつコボルトのハインは間違いなく強く経験も申し分ない。でも心にある危うさ、敵の精神を削るような対応にドキドキしっぱなしでした。  一緒に行動を共にするルッサオもクセが強く、二面性が極端に振っています。それに喋る犬のリタが加わり、一癖も二癖もあるメンバーが周囲を巻き込み織りなす物語は、人の様々な感情を極限まで見せてくれます。  タイトルの『Ⅰ』が示す通り物語は始まったばかり。まだまだ謎は多く、これからの展開に期待しつつ『Ⅱ』へ向かって私は読み進めていきます。  残酷な描写もあり、読み手を選ぶかもしれません。でも刺さる人にはこの世界感は間違いなく刺さると思います。まずは一度覗いてみませんか?

5.0
  • 作品更新日:2020/1/28
  • 投稿日:2021/10/10