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作:リリック

魔眼ノ叛逆者~魔法が使えない『無能』だと故郷を追放され、敵国の皇女に拾われた俺。魔法無力化の『叛逆眼』で無双していたら、皇女に惚れられた上に最強になっていた件。あれ、気づいたら故郷が壊滅寸前なんだが~

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最終更新:2022/6/10

作品紹介

「貴様はこの家から出ていけ! 人間の出来損ないが!」 「ヴァン・ユグドラシル、貴様を国家反逆罪で追放する」 少年――ヴァン・ユグドラシルは、『人類で唯一魔法が使えない特異体質』だという理由で二度も追放された。 一度目の追放は、家族に無能と罵倒されて奴隷商人に売り飛ばされたこと。 二度目の追放は、ヴァンにとって唯一の味方――アイリス・アールヴとの仲に嫉妬した第一皇子に無実の罪を着せられ、彼女を守る為に国を追われたこと。 しかし国を出てすぐ、ヴァンは敵対国家と魔獣の戦いに巻き込まれてしまう。そして、戦いの中で絶体絶命――誰もがそう思った時――。 「攻撃が消えた!?」 「――魔法を喰らって、自分の力に変える。これが俺の力だ」 ヴァンが解き放ったのは、災厄の魔眼――『叛逆眼《カルネージ・リベルタ》』。全ての魔法を喰らい尽くす『魔法殺し』とでも言うべき反則的な能力。 そして魔獣を討ったヴァンに対し、先陣を切って戦っていた少女――セラフィーナ・ニヴルヘイムだけは、唯一その力を認めて手を差し伸べる。 そんなセラフィーナに溺愛されて心を通わせていく中、ヴァンは皇女である彼女が抱える苦悩と葛藤に直面し、自らに戦う覚悟を問う。 一方、ヴァンを追放した国は、危険地帯の魔獣を倒していた彼がいなくなった事で侵攻が激化。自業自得が原因で滅亡の危機に瀕しており、そのせいで周りから見放され始めた第一皇子も崖っぷちに立たされていた。 最後の策としてセラフィーナの国へ侵略戦争を仕掛けるが、そんな彼らの前に追放したはずのヴァンが立ちはだかる。 戦争の最中、状況が厳しくなった第一皇子は“敵”として対峙しているヴァンに“戻る事を許してやる”と命令するが、当然従うはずもなく――。 これは蒼銀の皇女に拾われたヴァンが、『最強の魔眼』で英雄へと成り上がる物語。

R15残酷な描写あり男主人公主人公最強最強の魔眼

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