氷輪のクラスレータ
最終更新:2021/11/4
作品紹介
森の中の屋敷で目覚めた少女は、見知らぬ少女の身体に成り代わっていた。 何の情報も掴めないまま、深い森の真ん中で一人、不安の絶えない日々を送る。一ヶ月ほど過ぎて食料も底をつき、数日後には険しい森に踏み入る事を決意した少女。 決行を控えた深夜、彼女の前に現れたのは黒色迷彩に身を包んだ三人の軍人だった。保護を名目に屋敷の外に連れ出されると、夜空に浮かぶ人影が──。 元いた世界ではあり得ない現象を次々と引き起こし、戦闘を繰り広げる彼らは、人智を超えた力を発揮するクラスレータと呼ばれる存在だった。 クラスレータの力が大陸に認知されていくと共に、その存在は人類史に新たな波紋を広げることとなる。 少女は戦禍へと呑まれていく中で何を選び、何を掴み取るのか──。 そして世界は、終焉と創世の二極化へと至る──。 ※ 習作の為、文章の修正や加筆をする場合があります。内容に影響のない細かな修正は周知しませんが、数百文字程度以上の改筆を行った際は各話の題名に(改)と表記いたします。
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